トリマーのビットを購入したものの軸のサイズが違って使えず…
弓道の弓座のDIYをしていて、加工用にトリマーのビットを新しく買ったところ、軸径が違って入らず、困ってしまいました。
その後いろいろ調べると、日本規格の6mm軸のビットと、海外規格の1/4インチ軸(6.35mm軸)の2種類のビットがあることを知りました。最初に35種類のトリマービットセットを買って、それを使っていたので違いがあることに気づいていませんでした。
私は、RYOBI トリマーMTR-41という機種を使っています。
今は、代替わりしてMTR-42のようですね。
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コレットチャックを交換すると、6mmと6.35mmの両方のビットが使えることを知る
さて、ビットを買って、いざ使おうと思ったら、入らない。最初、軸を耐水ペーパーでこすってみましたが、超硬ビットなので、削れるわけがありません。真似しないでくださいね。
結構調べてみて、コレットチャックを交換すると、6mmと6.35mmの両方のビットが使えることを知りました。
私の使用している機種ですが日本製のため6mm軸です。今回のテーマの6mm軸と6.35mm軸の両方を使う、という技は、日本製のトリマーの方がしやすいようですね。海外製だと、日本規格の6mmに対応するコレットチャックが販売されていないようです。
どこ探してもRYOBI製の6.35mmのコレットチャックがない!→マキタ製でもOKらしい
さて、6.35mmのコレットチャックを買えば良い、というところまで行きましたが、どこを探してもない。
モノタロウさんのサイトでは、出荷は5月以降になると書いてありました。
納品、でもないですが、古い弓座が限界だったので、なるべく早く作りたいという思いがありました。
いろいろ探したら、ヤフオクで買えそうだったので、在庫があることを期待して落札したものの、在庫がありませんと、落札をキャンセルされてしまいました。私が購入した後、軒並み出品が取り下げられていました…。
近くのホームセンターや大阪のホームセンターまで電話してみましたが、扱っていないとのことでした。
八方ふさがり感がありましたが、アマゾンでは結構マキタのコレットチャック(マキタではコレットコーンという商品名です)が出てきました。
モノタロウの商品サイトをみると、RYOBIでも流用できる、というレビューの記載を見つけました。
ヨッシャー、ということで、マキタのコレットストーンを買いました。マキタでもRYOBIでもそんなに高いものでは無いのですが、手に入らないとなかなか大変ですね。
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コレットチャックの交換の実際
実際のコレットチャック
コレットチャックを購入するまではドキドキしていましたが、実際の交換は簡単です。
コレットチャックは、わずかに大きさが違います。
純正のRYOBIだと色とかは一緒だったかもしれませんね。
弓座の初期の試作に使った元々の35個セットの中の赤い丸溝ビットと(【弓道】高さの違う欅の弓座と円形の花梨の弓座)、以前WOODONE風加工のために買ったV溝(三角形)のオレンジのビットが6mm軸です。黄色い丸溝ビットが今回購入した6.35mm軸のビットです。ビットの色は、必ずしも軸径を反映しているわけでは無いようです(赤や青が6mm、黄色が6.35mという雰囲気はありますが、絶対では無いようです。実際このV溝ビットもオレンジですが6mmです)
もともとは6mm軸のコレットチャックを使っていました。
6mmのコレットチャックには6mm軸のものはスムーズに入ります。
次に6.35mm軸ビットです。
6.35mmのビットは入りません。これを無理に入れると破損したり、抜けなくなったりします。
ベースプレートを外して、コレットナットを外します
ベースプレートを外します。
コレットナットを外します。ナットを外してしまうと、固定されているわけではないので、落ちやすいのでお気を付けください。(実際に落としたので…)
新しいコレットチャックを装着する
新しいコレットチャックを装着します。
最後にコレットナットを戻して終わりです。
6.35mmのビットがスムーズに入ります。
交換後は6mm軸はスカスカです。
6.35mmがスムーズに入ります。
DIYの幅が広がります
以上、RYOBI トリマーMTR-41 コレットチャックを交換して6mm軸ビットと6.35mm軸ビット両方を使うお話でした。
これで、いろんなビットが使えて、DIYの幅が広がります。
6.35mmビットの方が、輸入品もあるのか、ビットの形状がいろいろあったり、同じ形状でも安いものがあったりします。
後日紹介予定のキーホールビットも、6.35mm軸でしたが、6mm軸よりお安く買えました。