試合に向けて、練習を
さて、2月3月は忙しくて、3週引けないといったことがありましたが、試合も近くなってくるので、そうも言っていられなくなりました。
かといって、昨年から(もっと前から?)仕事は忙しいので、あまり引けるわけでもありません。
私の場合、竹弓、にべ弓なので、張って30分待って引き始める、ということがあります。
遅く帰宅した日は、もともと疲れてなかなか引く気が起きないのもあって、さっと引けないと続きません。
また、本数を多く引こうと思って、引く時間を1時間とかとろうと思うと、遅く帰った後ではとても時間がとれません。
朝巻藁をしてみる
4月から取り組んでいるのは、朝の巻藁です。朝起きて弓を張る。いろいろ準備で30分経つ。目標は10本、そのうち前半5本は目いっぱいの矢尺でなくても良い、ただし、最後の1本は、しっかりした射を出す。という練習を始めてみました。まあ引くのは10分から15分くらいですかね。矢数はかけれないですが、調整には良いかなと思っています。
定期練習日の翌日は、さすがに疲れていて引きませんでしたが、それ以外は概ね引けています。
にべ弓の調整がすすんでいるおかげ
なんといってもこれができるのは、今は引ける弓があるからです。
2018年笄、2019年修理あけのこちらの弓です。
正直2019年秋から冬にかけては、とても引ける弓ではありませんでした。とにかく不安定でした。
ようやく2020年はなんとか試合に間に合わせましたが、なんとなく張ってから形が落ち着くまで、かなり時間がかかり、張って半日くらいたたないと気持ち的には引きたくない感じでした。
そこから、さらに1年経ちましたが、今はかなり調子良いです。
張ったらほぼ思いどおりの形になり、どこを押して張れば、どんな顔になるか想像がつくので、張ってからも、数カ所おせば、すぐ良い形になります。
張ってすぐ引き始めても問題ないと思えるくらいです(さすがにそれはしませんが、30分といわず、15分20分くらい待つだけでもよさそうに感じます)。
ちなみに、これは手に持っての写真ですが、写真に撮ると、実際の見え方とは全然違いますので、参考にはされないでください。あくまで雰囲気です。
弓の安定が、今回の朝練に大きいです。張って、きっちり30分以上待たなくても良いというのがかなり気が楽です。日によっては20分くらいでも引き始めています。
弓も2年経つと落ち着くものだなと、思いました。