Surface Pro 7を購入
娘が大学生になりました。今はオンラインの時代で、合格が決まって、入学準備としてPCの購入が必要でした。
娘と、どのクラスのPCを買おうか相談して、最終的にSurface Pro 7にしました。
価格.com – HP ProBook 635 Aero G7 Notebook PC Ryzen 5 4500U/8GBメモリ/256SSD/Windows 10 Home スタンダードモデル スペック・仕様
デザインや、娘と一緒に店頭のものも見て確かめた上で、やっぱりSurfaceが良いということで Surfaceに落ち着きました。
自分用なら、Corei7のメモリ16G、SSD512G以上が欲しいですが、それだと余裕の20万円越え、一番安いのはCorei3のSSD128Gで10万前後ですが、大学生が使うにもちょっとスペックが物足りないかなあと思ったので、間をとってCorei5、メモリ8G、SSD256Gというスペック(PUV-00014)にしました。
前述のHPProBookより、割高ですが、入学祝いということで。ポイントもいっぱいつきました。
数年前の出たころのSurfaceは重くて選択肢にありませんでしたが、今のPro7は重量も軽くなり、とても良い感じですね。娘も気に入っています。
Surface Pro 7 – 軽さの中に、無限の可能性を。 – Microsoft Surface
キーボードは、現物を家電量販店まで見に行ってさんざん迷ってポピーレッドにしてました。
あと、Surfaceペンも買って、マウスは流用です(モバイル用のかわいいのも買ったのですが、まだ家で使うので使いやすい方が良いとそれを使っています)
タブレットPCの基本、まずは液晶フィルムから
現物が届いたのですが、液晶保護フィルムを貼ってから使いたいので、フィルムが届くまで待っていました。
こちらは、強化ガラスタイプではかなりお安いです。そして、評価も高いです。
貼り方は、結構丁寧に解説があってYoutube動画も参考にできます。
自分用では無いので、気合をいれて貼ります。いろいろと貼る用の備品(拭くものもwetとdry両方あって、ホコリとりシールも便利でした)も入っていてよかったです。
ほぼ、ホコリ入らず、かなり上手に貼れました。
キーボードが届いて、各種設定
後日キーボードも届いて、各種設定をしました。
オンライン授業では、やっぱりTeamsやZoomを使うんですね。
学校指定のアプリを導入しました。
Surfaceやっぱり使い勝手いいですね。
まだ使わないけど、拡張性をどうするか
さて、娘の用途ではまだ予定はありませんが、そのうち、大きなモニターにつないでプレゼンする(HDMI出力)、とか、USB機器をいろいとつなげたい、とか、有線LANをつなぎたい、SDカードを読み込みたい(MicroSDのソケットはあり)、という場面が今後出てくると思います。
こんなのが出ているのですが、娘の用途で果たして一度にこれらを使うことがあるだろうか、と思うと、ちょっと二の足を踏みます。
だいぶ小さく作ってくれているとは思いますが、やっぱりちょっと大きいので持ち運びには抵抗あります。有線LANは外に出て使うのか悩みますね。現状ではオンライン授業がwifiで不安定な時に自宅内で有線つなぐ、という用途が考えられるので、まあ別で買ってもよいし、買っても家においておくだろうと思います。なので、現状は一体型ではなく、個別に買ってよいかなと思いました。
SurfaceにぴったりなUSBハブはどれか
いろいろと探したのですが、よさそうなのはこちらでした。
ところがこちら、評価が低いのです。なんと、充電アダプターと干渉して、充電しながら使えない、というデメリットがあります。
商品紹介でも、そのように記載があります。
その後、いろいろ探しても、形状的に、これに勝るSurface用のUSBハブはありませんでした。
ということなら、買ってから改造してしまおう!というのがDIYerの発想です。
Surface専用、サンワサプライ製USBハブ400-HUB032BK購入
さて、届きました。WEB限定商品なんですね。
予定通り干渉します。やっぱり設計段階で避けておいて欲しかったですね。
カッターで削ってみる
解体して作戦を練ろうと思って後面がはずれるかと思いきや、結構固かったので、干渉部分をすこしずつ削ってみました。
削っていくと、基盤が見えてきました。
これで、基盤の干渉部分を削っても機能に問題なければ、ほぼ勝ちです。改造できると思います。
微妙に金属の部品がギリギリのところに来ていそうですが、なんとかなりそうな感じです。
ルーターで削ってみる
完全ではないですが、なるべくマスキングテープを貼って粉塵が中に入らないように工夫して、ルーターで削っていきました。
削れました 実際に挿してみると
かなり頑張って削ってみました。取り敢えず機能に影響が出ていないか、確かめます。
ちゃんとマウスが動いています。どうやら、干渉部分だけなら削っても使えるようです。
電源アダプタとの干渉は?
さて、電源アダプタをつけてみて使えるか試してみると…
うまく使えています。
干渉せずささっています。
BONDICで削ったところの蓋をつくる
みなさんBONDICをご存じでしょうか。
実は、BONDICネタを一度書きたかったのですが、書く機会がなく、私のブログでは今回初登場です。
Bondic Japan
Makuake|歯医者さんが開発した接着剤!? UVで硬まる液体プラスチック「BONDIC」!|マクアケ – アタラシイものや体験の応援購入サービス
歯医者さんが開発した、たった4秒で固まる液体プラスチック!BONDIC/ボンディック! – ムラウチドットコムの公式通販サイト
ボンディック応用5選 耐水・補強・造形に使える透明樹脂
ということで、「紫外線で固まる全く新しい接着剤」ということのようです。個人的にはUVレジン系の性能の良いものという理解をしています。ダイソーのUVレジンもこの光で固まります。今回は娘のPC用ということで純正品を使っています。
まずは試しで蓋を作ってみます。
直接塗ると蓋状に成型できないので、マスキングテープを張ります。
そこに、うすく液体プラスチックを塗ります。
その後、UVLEDライトを照射します。
少し強度を出したいので、何回か塗って照射を繰り返します。
硬化後マスキングテープを外す
マスキングテープを外しました。固まっているようです。
マスキングテープからさらに外しました。テープの色がついていますね。でも成型はできていそうです。
あてがってみると
いい感じです!
さすが、歯医者さんが開発した接着剤!
ちょっと干渉
実際に、Surfaceにつけてみると…
残念ながらちょっと干渉しています。
これは、BONDICを塗った際に、平面垂直面を同時に塗ってしまったので、中央にダマになって斜めに固まっています。
これは修正可能そうです。
黒いマスキングテープで本番
幸い黒のマスキングテープもあったので、こちらで本番です。
今度は水平面だけを硬化させます
最初は横向き
次は縦向き
マスキングテープがついた状態ですが、試してみると、ちゃんと干渉せずに奥まで挿さっています。
マスキングテープから外します。
良い感じで成形できています。
塗装はちょっと手抜きで、内側から油性マーカーで真っ黒にしました。
ここは悩ましくて、ここが透明のままならBONDICでもう一度接着できるのですが、見た目を優先して全部ぬりました。
色をつけるとUVLEDの光が届かず硬化しない可能性があります。
最終はボンドで固定することにします。
黒く塗ると、かなり良い感じですね。
最後、ボンドで固定して完成です。
作成終了
完成しました。
最後しっかり拭いたら、傷が目立っちゃいました。もう少しきれいに処理したいところですね。
まあ、基盤露出よりははるかに良いと思いますので、良しとしたいです。
ということで、Surface Pro 7の購入と、USBハブを改造して使いやすくした話でした。