先日、師範の追悼射会がありました。
一般で弓道をしていると、悲しい話ですが、追悼射会に参加する場面に出会います。
さらに、自分の師範の追悼射会となると、特別な思いがあります。本当に、師範には感謝の思いで一杯です。
自分は晩年の弟子なので、末弟という感じですが、本当に、たくさん指導していただきました。中央審査の合格も、先生の指導無しには考えられません。
大学の師範だったので、自分はそこまで知らずに入門しましたが、技術的なことも、体配のことも、道具のことも、流派のことも、古式にまで精通しておられ、本当に先生の弟子で良かったと思っています。社会人になって続けていられるのも、先生のおかげです。
先生を思い出しながら、先生に指導されたことを思い出しながら、引きました。
まだまだ、先生に教えて頂いたことが十分にできていないなあと、先生の大きさを思い直しました。
先生を偲びながら、いつまでも悲しんでいられないと思いながら、自分の原点を振り返る機会になりました。
追悼射会の際に末弭につける黒のリボン、赤いところ全部を覆っているものもあり