ビデオスタジオで動画を沢山編集してつなぐと音ズレしてしまう
弓道関連で動画を編集したりするのですが、たくさんの動画をカット・抽出して一気に結合すると、VideoStudio(X9)では、出来上がった動画に音ズレが生じることが多くあります。かなり多数の動画を編集した後にそれが起きるので、かなり悲惨です。しかも編集中の再生ではわからず、変換後に音ズレに気付きます。過去にググってもはっきりした答えがでなかったので困っていたのですが、今回自分なりに音ズレを防げたので紹介します。ネット上では各動画毎にカットしてレンダリングしてさらにそのレンダリング後の動画を結合するとか、1回の完成の時間を短くする等の方法が紹介されていて、確かにそれだと音ズレはあまりしません(でもすることもあります)。そしてそれだととても手間がかかります。
ビデオスタジオで音ズレを防ぐには
先に答えを書いてしまいますが、最後のファイルだけ音声ファイルを分離するだけで防げました。
では、実際に見てみます。弓道の指導を受けているシーンを選手毎に編集しています。一個のファイルが30分くらいで2GB前後のファイルを8個くらい繋げて、もとの動画の該当部分だけ、各2~5分ほど切り取って16個のシーンを繋げて20分ほどのファイルになります。 そうすると、前半の方は良いのですが、後半になるとかなり音がずれて悲惨なことになります。
実際に編集した結果
音が遅れたファイル
ビデオスタジオの音ズレを防ぐ方法_対策前
どうでしょう。18分くらいの動画の16分くらいのシーンです。ここまで弦音がずれると見てられません。 ずっとこれで苦労していました。
対策をした正しい音のファイル。
ビデオスタジオの音ズレを防ぐ方法 対策後
うまくいきましたね。
さて、実際のビデオスタジオでの編集シーンを 公開します。 ビデオスタジオに慣れている人は、見なくてもここまでの記載でも出来ると思いますが、参考になれば幸いです。
ビデオスタジオの音ズレを防ぐ方法
実はこの編集の方がよっぽどいろんな技術を覚えて勉強しました…ピクセレーター5列+オーバーレイトラック 2列後、変換後さらにオーバーレイトラック2列…。ピクセレーターの設定が面倒くさいです…。ブログって大変。
あと、実は元々は最後のファイルを音声を分離して、さらに0.5秒とかわずかに短くしてファイルを結合したら音ズレがなくなるのではないかと思ってしたら成功して、それが答えだと思っていました。それで、上記の動画を作っていました。しかし、その動画を編集していると、画面をキャプチャした動画で0.5秒短くする工程をいれたつもりが、その工程を入れずに変換している事に気づきました。その時の完成ファイルは音ズレしていなかったので、結果的に音声は短くせずとも音声ファイルを分離するだけで音ズレが防げると気づきました。もし、悩んでいる方がいましたら1度お試しください。
元ファイルがMP4でMP4への変換しか試していないので、他の条件だと違う結果になるかもしれません…。あと、検証していませんが、必ずしも最後の動画でなくても防げるかもしれません。ご参考になれば幸いです。