ようやくまともに練習
なかなかじっくり練習する時間がとれませんでしたが、ひさびさに正規の練習日に練習に行けました。
からだがなまってしまったのが良く分かります。
まともに引けるか心配しながら練習に向かいました。
弓の調整が進んできたので、麻弦に
2018年笄開けのにべ弓は、調整に苦労しましたが(【弓道】笄の修理後のにべ弓の調整)、なんとか調整できて、2020年5月頃からようやく麻弦にして、試合にでて、その後その弦が切れてから、しばらく試合がなく、調整もしたかったので、合成弦に戻していました。
新しい合成の弓も、概ね調整ができて、むしろ裏反りが寂しくなってきたので(【弓道】新弓の裏反り)、そろそろ、弦切れなどのイベントがないと、裏反りが戻らなそうなので、いよいよ麻弦を使う方向にしました。
麻弦作成
さて、弦の作成ですが、これもちょっとこだわりがあるので、なかなかまとまって作る時間がとれず、作れずじまいでしたが、先週末作りました。弦の作り方の記事はこちら(中仕掛けを5分で作る?!そしてすぐに使用可能、くすねを使った中仕掛けの作り方)
20kgクラスの弓なので、今回は2.0匁で作りました。
6月の試合は採点制だったので、弦音をもとめて1.9匁で作りましたが、試合は持ちましたが結構少ない矢数で切れてしまいました。
違う銘柄の麻弦で弓一張りに2本づつ、計4本作りました。麻弦は1本だけ作ると、たまに数本引いただけで切れることがあってショックがデカいので、複数本作っていることが多いです。
実際に使っている弓は、矯正をかけたいので、まだ合成弦で形を整えています。なので、一度使う予定の弓で弦の長さを決めてから、使っていない弓力の弱い弓に張り直して、仕掛けを作っています。なので、同時に一つの弓用の弦を複数本作ることができます。
週末に弦だけ張っていたので、中仕掛けは練習日当日、慌てて4本分作りました。
頑張って、中仕掛けは、4つを20分くらいで作り上げました。
結局、道場に持って行ったのは、それぞれ1本ずつでしたが…。
久々の麻弦
新しい合成弓では初めての麻弦でした。また、にべ弓も久々の麻弦でした。
やっぱり、麻弦は良いですね。柔らかい感じがします。音も優しいです。
何より、弦音を出すのが難しい…。
あくまで主観ですが、全身を使えた良射が出ないと良い弦音が出ません。
合成弦は失敗射でも弦音が出ますが、麻弦はそうはいきません。
でも、しっかりと全身を使った離れが出せれば、とても心地よい弦音が出ます。
弦音に、自分の射の良否を教えてもらう、そんな感じが麻弦にはあります。
師範と全日本選手権を見に行ったとき、師範が、弦音が出ているか出ていないかを気にしながら選手の射を見ておられたのがとても印象に残っています。
2.0匁なので、18kgで1.8匁で出していた自分の好きな弦音とはちょっと音が低めで雰囲気が違いますが、それぞれの弓で1回ずつ、計2回くらい、まあまあ納得いく良い弦音が出ていました。練習不足も否めませんが、また良射の割合が増えるように頑張っていきたいと思います。
裏反りが欲しいので、合成の弓の弦、早く切れないかなあ、と思ってたりもしています。
今回はどれくらい持ちますでしょうか。