弓道とDIY

【弓道】竹弓の新弓の調整

合成の新しい竹弓

昨年、将来的に夏に使える、強めの、にべ弓でない合成の竹弓を購入しました。
にべ弓を使っていると、夏場の使用がどうしても制限されるので、いつも困っていました。
 
合成の弓でも、新弓は調整するのに緊張します。
昨年、秋に張った状態で送られてきました。できてかなり早い時期の弓です。
で、その時に
「外して形見てもいいですか?」
とお聞きしたら
「今外したら、裏反りがとんでもないので、もう一度同じように張れるかわかりませんよ。張れるなら外してもらっていいです。」
とのことでした。はい、外しません。
 
 
でも、おかげで非常に勉強になりました。
春までしっかり張り込んで、その時期に外してみて、裏反りが強ければまた張り込んで、丁度良い裏反りになるように調整していく、というのを実感できました。
「3月ころに一度はずしてみて、半分くらいの矢尺で引き始めたら良い」とのご指示だったので、ひたすら眺めて過ごしました。
昨年にべ弓の痛い経験があるので、ちょっと大事をとって、4月まで長めに張っておきました。
ただ、裏反りが抜けすぎるといけないので、その辺は判断は難しいですね。
 

半年待って弦を外す

で、やっと、外してみました。
 
 
外した直後は裏反りは18cmくらいで、1日おくと20cmくらいでした。放っておくとまた裏反りが強くなりそうなので、また、張ってみて、を繰り返しました。20cm前後なので、1人で張ったり外したりできる裏反りくらいになってました。ただ、まだこれで何日も外しておくのは怖いですね。でも、2日くらいでは極端な裏反りになったりはしなかったので、だいぶ落ち着いてきた感じです。
 
矢尺半分の重い巻藁矢(先日矧ぎ直した矢です【弓道】羽根付巻藁矢を矧いでみた)で練習しています。
 
まだ、矢尺1杯引き込まず、半分の矢尺で調整中です。
できて早い時期で送って頂いたので、実は強さがまだわかりません。矢尺一杯にまだ引けないので、測定をしていません。太さは五分八厘と書いてありました。
何Kgになるかなあ。
ただ、半分の矢尺でも、なかなか勘の良い弓の予感がします。
形も今のところ安定していて、昨年のにべ弓とは違い、今のところは調整も順調のようです。
早く矢尺一杯引きたい…。
 
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