プチ単身赴任に。ワンルームに棚を作る。できるだけローコストで。
さて、いろんな事情があって、平日単身赴任になることになったので、ワンルームを借りました。
まあ、仮住まいなんですが、何にもないと過ごせないので、いろいろ生活できる最低限を用意しないといけません。
洗濯機を買うかどうかが悩みどころですが、洗い物は発生するので、その周囲の棚を作成しました。
また、電子レンジ(かけの乾燥剤の用のがあったのでそれを流用)と冷蔵庫(冷凍庫)を買う予定なので、それを置ける台を作ることにしました。(冷蔵庫は小型のが備え付けあり)
作品自体は4月の中旬に作ったものです。
先に完成写真を。
今回は、暫定の仮住まいであり、1年くらいを想定しています。週末は帰れます。
なので、あまりお金はかけたくない。できれば、終われば再利用できるものが良い、となります。
家には今までの端材がたくさん余っています。
今回自宅の端材を使って、できるだけローコストでの作成を実現したいです。
材料の選定。1×4 6F(180cm)が198円(税込み)
実は、2×4とか、1×4とか木材は、お手頃ではありますが、しっかりしたものを作ろうとすると、ある程度量が必要で結構お金がかかるものです。
材料の購入は最低限で、あとは自宅の端材を使っての工夫です。
今回は、洗濯機上の130cmの棚、冷凍庫電子レンジ用の90cmの棚の作成です。
130cmの方は、最低130cmの1×4の木材が4本要ります。
これ、微妙で120cmだとしたら、12F(3.6m)で3本とれますが、12Fは意外と高くて結局6F(1.8m)を買った方が安いというのはあるあるです。
近くのホームセンターを物色し、
1×4 6Fの木材が198円(税込み)というお店を見つけました!安い!
あとは、ホームセンターでは端材売り場を物色します。
掘り出し物があることがあります。
節の多い訳アリの木材が1×4 6Fが150円、2×4 6Fが250円で売っていました。
実は1×4 6F(左側)は結構あったのですが、他を物色しているうちに1本を残し売り切れました。でも、普通でも198円なので、あまり損した感じはしません。
電子レンジ台は2×4でつくりたかったので、こちらで6F250円の節ありやひび割れを2本購入。1×4の6Fが訳あり150円1本198円3本購入、今回は1244円で、残りは自宅の端材を使って棚を作成します。
ニスとか塗らず、素のままで使って、単身赴任が終われば、ただの木材に戻っていつか次の作品に変身してもらいます。
設計、メインの部分は購入木材で、他は端材で。端材はいつの?
鍵となるの木材は、それぞれの足になる木材と、電子レンジを載せる横板だけは、1×4で、しっかりと作りたいので、そこは購入分を使って設計します。
で、他にどんな木材が必要かよくわからないので、結局、スケッチアップで図面を作成
これで、あと、屋根裏の自分の端材を眺めながら、どれが使えるか検討しながら作成
困るのが、洗濯棚の88.6cmの横棒、以外に長尺の残り端材はないのですが、なんだか10F(2.4m)のパイン材の幅15cmくらいの端材があって(何に使ったんだろう)、それが使えました。
結構たいそうな木材なので、使って良かったのかわかりませんが、どちらにしろ自分がいままで使っていなければ誰も使う人はいません。使っても文句言う人ももちろんいません。ということで、これを使います。
→思い出しました。これは、おそらくチェストの横板をとったあまりですね。
その他の棒は、初期の雛人形台の2×2の木材がかなりあまっていたので、それが使えます。残しておいてよかった。
天板は、ここでは、なんと、先日(といっても加工は4年前ですが)の卓球台の余りが使えます。まあ継ぎ接ぎですが問題ありません。いろいろ残しておくものです。
木材をカット
カット時の写真がこれだけですが、あとはひたすらカットしていきます。
これで、2つの棚の材料が切り終わりました。
1日では完成しなかったので、これで次の休みまで置いておきます。
レンジ台の方ですが、左側の1×4の木材と右の2×4のが買ったもの、他は今までの余りです。
真ん中のベニヤが天板で卓球台のあまりです。
こちらは、洗濯機用の方で、長い1×4の木材以外は、すべて、家にあった端材でいけました。
こちらも真ん中のベニヤが卓球台のあまりです。
で、翌週作成再開です。
洗濯機上の棚を組み立てます
まず、大きい方を組みます。
支柱となる1×4に、横板を打ちと、かさ上げをしたいので、レンジ台にあまった下側からあてて、2×4をネジ留めしていきます。
屋根裏台(屋根裏収納に大きな棚を作る!)で使った手法ですが、木材の幅がありすぎてネジがかまないので、2×4材は8mmで下穴を開けてから打ちます。
屋根裏台の時に使った、下穴を開けるための細長いドリルビットが見つからず…、結構不便でした。
その足になる2×4材をさらに固定したいので、ストック端材から切り出して固定しています。
両側の足ができました。この時気付きましたが、安物の 1×4材がねじれているので、結構大変です。50円はけちらなくても良かった…。
次に横の筋交いや天板側を固定していきます。
横にわたす木材はストック端材の2×3材をさらに縦に切ったものや、雛人形台の初期のもの2×2材を使っています。
背面に支柱を固定する横板は、屋根裏にあった、チェストを作った木材の10F(2.4m)のパイン材から切った2.5cm厚の木材でした。
最後に天板を固定します。これは、卓球台の足の部分の余りですね。
固定した後、つなぎ目が不安定なことに気づき、さらに棒を切って、つなぎ目の裏に補強をしています。
ということで、完成しました。うまく、ハマれば良いですが。
レンジ台を組み立てます
次にレンジ台を組みます。
これは重量物がのるので、安定が大事なので、クランプでしっかり固定してねじ留めします。雛人形台の時にした感じですね。まあ蝶番は使わないので、この時ほど気をつかいませんが。
足が水平になるようにしっかり固定してからネジ留めします。
棚板をのせるのと、足を固定する役目をする横方向の角材を留めます。
足が組み終わったら、横の棚や天板部分を固定していきます。
足が水平になるように、1×4の棚板を上下に配置して、真ん中と上部を先にとめて、残りを留めていきました。
中の棚板が、レンジがのるのでしっかり作りたいので、1×4で4本で棚板を作っています。
これは、洗濯棚の支柱の1×4の木材の上部です。
(むしろこちらの幅を優先してカットして、残りを洗濯棚の支柱にしていますので洗濯棚の方で底上げが必要になりました)
全て固定した後、天板の作業に入ります。
ここの天板も卓球台の余りなのですが、さっきよりさらに継ぎ接ぎの天板です。
つなぎ目を補強したいので、結果筋交を沢山いれることになりました。
この辺もストック端材から探し出して作りました。
天板も無事に固定できました。
二つ完成です。
現地でテーブルクロスを貼って完成
車で現地に運びます。
洗濯機の上の棚は位置的には、問題なさそうでした。
現地で、天板に100均のテーブルクロスをタッカーで固定します。
テーブルクロスは大きいので、余裕で2つの棚の天板をカバーできます。
しっかりテーブルクロスを固定します。
こんな感じにできました。
後で下に小さい冷凍庫が来ます。
洗濯機上の棚も完成です。
二つで木材費は1244円、それにテーブルクロス110円でした。
ローコストの棚製作でした。
4月中旬でしたが、ホームセンターの職員の皆様、開店していただいており、ありがとうございました。