屋根裏収納に大きな棚を作る!

今回は屋根裏収納の棚の話です。マイホームを作るときに、屋根裏収納を作りました。普通、屋根裏収納というと、折りたたみ式の階段が降りてきて、というイメージですが、我が家はちょっと違います。↓こういう階段を想像しますよね。

 

我が家は玄関に巻藁場スペースを取ったために(自宅巻藁場関連記事)、玄関の天井が高い設定になっています。その部分が2階にせり出しているという設計になっています。なので、その巻き藁場の上は納戸スペースにしています。そのスペースを利用して、屋根裏収納に行けるようにしています。結果、折りたたみ式階段よりもはるかに屋根裏収納への間口が広く、かなり大きなものも収納できます。ルーフキャリアまでも屋根裏収納に収納しています。運ぶのは大変ですが…。

家を建てたのが2012年の1月ですので、この作品は2014年の1月、家を建ててから2年後の作品という事になります。単純な棚なんですが、当時、似たようなことをしている人がいないかネットで結構調べたのですが、あまりヒットせず、ようやく参考になるサイトを探した記憶があるので、参考になればと思い紹介します。

屋根裏収納までの動線

屋根裏に至る納戸
屋根裏に至る納戸 説明付

 

屋根裏収納までの、動線ですが、今映っているのが納戸の写真ですが、その部屋の床面が高いのがわかるかと思います。その下が玄関(巻藁場)の天井高になります。納戸に上がる簡易の階段があって、さらに納戸内に屋根裏に上がる階段があり、屋根裏にたどり着きます。この写真は今回とったので、かなり荷物が一杯です。

納戸からみた風景
納戸から屋根裏へ

 

1枚目は納戸側からみた写真で、下が廊下、上に屋根裏収納が見えています。2枚目は屋根裏収納の上側から見た写真です。2m四方くらい納戸の天井が開いていることにないます。5年も経つと荷物はいっぱいです。

屋根裏収納の構造

屋根裏収納構造
屋根裏収納構造

こちらは、荷物が無い状態の写真ですが、むかしは、ブログを想定していなかったので、作成前の写真が残念ながらありませんので、今回撮りました。我が家を建ててくれた工務店さんはサーモウールという自然素材の断熱剤を使っているので、屋根裏側からその断熱剤が見えています。屋根裏収納を依頼する場合、ここを透湿シートで覆うことも依頼できるのですが、予算の関係で無しにしました。また、床面も全てではなく、天井の高さがある部分だけ貼ってくれていますが、全部貼っていなくても、この約4m幅で、10m以上あるので、収納スペースは問題ありません。さて、この屋根裏収納をどう有効利用するかですが、平置きしていては、次第にスペースがなくなってしまいました。棚を作らないといけません。スキーや、スノーボードなど、かさばるものも多いです。

屋根裏収納の実際

実際にはこれくらいの荷物があって、今回写真撮るため(だけ)によけました。大変だった…。このエリアにはルーフキャリアやスーツケース、空き箱、弓を宅配してもらった時の箱なんかがありました。

実際の棚の作成

購入した木材
木材を積み込む

 

棚の構想ですが、ベニヤ板をあまり加工せずそのままの大きさで棚にしてしまいたいと考えました。例によってホームセンターに行きます。ベニヤ板サイズの棚を3個作ることにしました。ベニヤ板を6枚、2×4のSPF剤を、大量に購入します。ベニヤ板を2段で、開口部は広く取れるように考えました。いつものように、木材カットをお願いします。今回はサイズが大きいので車に乗せるのも大変です。

棚の足
棚の木材
棚の足の加工
棚の足の加工

では、加工していきます。ベニヤ板サイズの棚を完成させてから屋根裏に持っていくのは大変なので、ある程度の組立をしたら、屋根裏に持っていって、最終的な組立をします。
まずは、足ですが、カット済みの2×4の木材をコースレッドで組み立てていきます。横はばの90mmをまるまるコースレッドを打つのは大変なので、5cmほど、大きなドリルで穴をあけ、そのあと誘導の下穴を細いドリルで開けます。この長い細いドリルは、こういう作業のために買っています。側板になるところだけ組んだら、あとは屋根裏で組みます。 側板一個に縦の木材2本、横の木材3本計5本、それが3セット6枚分なので30本の木材をコースレッドで止めていきます。

屋根裏での組み立て

製作途中

昔の作品で途中経過が少ないのですが、これが屋根裏で作成中の写真です。作った側板に、長い木材を取り付けていっています。まだ、上段の木材をとりつける前の段階ですが、長い木材を、出し入れする側は横向きに取り付けて、側板、背板側は、木材は縦向きに取り付けています。背板側は、足元も長い木材をつけています。一番下は出し入れする側以外にコの字に木材を取り付けています。屋根裏にしまうものは大物が多いので、前から滑らして入れると思い、前側は長い木材はつけませんでした。

棚のアップ
棚のアップ

 

さて、今回ブログ用に写真を取り直した細かい部分のアップですが、全面は2×4の木材を横に固定して、側板は縦に固定しています。なので、コースレッドがぶつからないように、側板を作るときに、上半分を残して横の木材を止めています。

棚板
棚板



棚板ですが、中の棚板は端を加工しています。2×4の木材の大きさだけ角を落としています。3セット作るので、4角12か所カットします。結構大変でした。

棚内側から見た図
棚を内側からみる下段

 

棚の内側を見れる写真です。構造がわかってもらえるでしょうか。

完成した写真

屋根裏収納の棚 完成

作成当時に撮った完成写真です。結構奥行が深めです。たくさん載せれそうで良かったです。

これも作った当時の写真です。1枚前の写真が奥の棚を撮っています。整理できていない状態の写真で恐縮ですが、こんな風に沢山収納できていいきます。

屋根裏収納の棚

今の状態ですね。こどもも大きくなったので、幼稚園や小学校の作品なんかが並んでいます。棚は左側の奥の方に二つ、右側に一つ置いて使っています。それより奥は、棚はなくて、最初の写真のようにルーフキャリアとか置いています。大物の棚の作成は大変ですね。以上、屋根裏収納の棚の作成でした!

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