講習会の着物の準備
週末に久しぶりに大きな講習会に参加します。
さて、準備を、と思い和服を準備しようとしたところ、紋付きと縞袴がない…。
そういえば先日の講習会で紐が取れてしまって修理中でした。
実は成人式に作った着物で、25年近く経っており、布は持つのですが、糸が持たず最近いたるところがほつれるので、修理をお願いしていました。それがまだ完成していないです…。
実は、さすがに年数がたったので、数年前にもう1セット正式な袷(あわせ)の黒紋付があるのですが、ちょっと雨の講習会に着るには勿体ない感じです。
しかしながら、講師の先生方も、受講生もほぼ黒紋付で来る講習会なので、紬(つむぎ)の袷で行くのはちょっと気乗りしません。
まだ5月なので、本来単衣(ひとえ)の時期ではないのですが、気温も高くなってきたので単衣の一つ紋でいこうかなと思います。
実は、単衣と夏用の一つ紋の着物を洗濯可能な生地で作っていて、こういう時には便利です。
袴は、夏用の弓道用の縞袴があるので、これで行こうかなと思います。
あまりTPOに合わない着物を着ていくと、参加していてもしっくりきません。
あと、襦袢はもちろんブッチャー襦袢です(ブッチャー生地の襦袢が完成!失敗も含めて。)。
ポーチもだいぶ年代物に
こういう和服の講習会に便利なポーチです。
購入当時の写真
前記事の2019年の時の半額になっていますね(前記事をみると当時の値段がわかります)。
これは御買い得かも。
もともとは、この講習会に参加するために買ったポーチでした。
メモ帳と、デジカメと、携帯を入れるのに丁度良いのです。
こちらも年季が入り、だいぶ壊れてきました。
実は、サイズが少し小さいので、ホック部分がテンションがかかって壊れていくので、少し大きいものを自作する予定だったのですが、時間がなくできていません。
でも、磁石のホックが壊れているので修理が必要になりました。気にはなっていましたが、修理を思い立ったのが講習会の2日前です…。
後に自分で自作するつもりで、布も購入済みなのですが、今回は応急処置で見た目は少し目をつむります。
本当は、補修用の布をあてて縫うのが良いのですが…。
ポーチの修理
既に、蓋側は2回くらい修理(和服の時に便利な腰掛ポーチ)していますが、今回はついに金具が外れて壊れてしまっていました。
通常は、マグネットと同じサイズの座金を使うのですが、布がボロボロなので、それだと固定ができないので、座金パーツをプラ板で大きめに自作します。蓋側は前回そのようにしています。
以前の修理の様子
ということで、蓋側はすでにプラ板座金ができているので、金具を差し込むだけで完成しました。
金具は新しいのを自作するつもりだったので10個くらい買っていました。
次に、袋側の修理をします。
プラ板座金を作ります。
こんなに大きい必要はないかもしれませんが、空いた穴からギリギリ入る大きさくらいで作りました。
ルーターでホックの足が入る縱穴をあけて、周囲に糸を通す穴を開けます。蓋側の時に、この穴をあけなかったので、縫い付けに苦労したので、今回は作成時から穴を開けておきます。
補修用の当て布をするか悩みましたが、もう寿命だと思うので、今回暫定的な修理と思って、強引に直すことにしました。
プラ板座金を入れて、ホックを固定します。後はひたすら縫っていきます。
縫うのも、このポーチは裏地付きなので、裏地の中に縫い込めれば良いのですが、応急修理なので、裏地を貫通して中まで糸を通しました。
開けた穴に通していきました。
ということで修理完了です。
だいぶ傷んできたので、あと上下左右に2cmくらい大きいサイズで自作を考えています。
材料も購入済みです。
それなのに…
この記事を書いている最中に値下げに気づきました…。
もともと6000円は高いなあ、と思っていて、サイズももうワンサイズ大きくしたかった、というのがあって再購入はしなかったのですが、この値段ならありですね…。作るか、買うか、悩ましいです。
週末は講習会です。射礼の復習をして臨みます。介添があたりませんように…。
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