ブッチャー生地の襦袢が完成!失敗も含めて。

さて、以前に購入したブッチャー生地ですが、ようやく襦袢ができました。
実は1月にできていたのですが、作ってもらったのを着てみたら具合が悪かったので、再度調整してもらってこの度完成、という経緯がありますのでそれも含めて紹介します。

ブッチャー生地の襦袢

ある程度、段位が上がってくると着物が必要になってきます。
母が和裁をするので、成人式の紋付袴がそのまま、卒業式、結婚式と使えました。
弓道では、正式な和服がそのまま着れますので、その紋付袴で、審査も受けれます。とても日本文化を表現している感じがして、私が弓道が好きな理由の一つです。
さて、弓道をされている方で、ブッチャー生地、という名前の道着や襦袢を使われている方がおられると思います。生地に凹凸があるので、べたつかず、特に夏場の着物を着て引くときの肌脱ぎ、肌入れがスムーズにできるのが特徴です。大三でも引っかかりにくいです。
また、この襦袢は洗濯できるので重宝します。
しかし、市販のものを買って、次にオーダーメイドのを作って、それでもしっくりこなかったので、今回新たに作ってもらったというお話です。

着物の襦袢

さて、一般的な着物の襦袢は、このような感じで、身頃の部分は反物で、半襟をつけて、という感じです。半襟は交換できますが、汗をかいても襦袢自体は干すだけで、シーズン終わりまでは洗えず、クリーニングに出せない、という弱点があります。昔の人はクリーニングはなかったので、半襟交換をしていたのでしょうね。
これは、正式な場所で着るには良いのですが、弓道だとちょっと汗をかくような場面で着ることがあり、その際の肌脱ぎ肌入れで、体にくっついたり、大三で肘に引っかかったりして引きにくいことがあります。
ただ、着物と一緒に作りますので、当たり前ですが、サイズは着物とぴったりです。一方で、正式に着物屋さんにたのむときに、ブッチャー生地で作ってくださいとはたぶん頼めない(と思う)ので、普通の反物でつくることになります。

市販のブッチャー生地の襦袢

ブッチャー生地の道着や襦袢が弓具店に出始めたころに、まず、市販のブッチャー生地の襦袢を買いました。

これは、弓具店で買う、弓道用に仕立てた和服用のもので、身丈も短めです。
たしかに、肌脱ぎ肌入れはスムーズで大三でも引っかからないので、結構使いました。
ただ、市販のもので、自分の着物とサイズが違います。
市販の着物を買えば、これを追加購入で合うのかもしれませんが、私の着物は、成人式の時に自分用に使ってもらったオーダーメイドです。なので、袖のサイズも違います。何より違和感があるのが、襟のサイズが違うことです。衿肩明きの寸法がだいぶ違うので、着ると襦袢が襟がくちゃくちゃして、気持ち悪いのです。

弓具店にブッチャー生地の襦袢をオーダーする

そこで、母から自分の着物のサイズを細かく聞いて、弓具店に頼んで襦袢をオーダーメイドで作ってもらいました。

これがその襦袢です。これは、袖などはサイズが合うのですがやはり、襟まわり、衿肩明きの寸法がやはり微妙に違うので、完璧に一緒にとはいきませんでした。市販のものよりだいぶましですが、どうもスッキリしません。

ブッチャー生地を探す

で、前回の投稿になるのですが、ブッチャー生地を直接購入して、作ってもらうことを考えました。ブッチャー生地で検索すると多くないですが、購入可能です。前回書いたように、2社のものを購入したら、1社が全く同じ生地でしたので、そこで購入しました。

ブッチャー生地での襦袢の作成依頼

さて、母に生地を持って行って、作って欲しいと相談しました。最初は面食らっていましたが、弓道に理解のある母なので、作ってくれると言ってくれました。
そのとき、弓具店のVerの襦袢を渡しておけばよかったのですが、渡していなかったので、まじめに作ってくれました

最初の作品、すこし具合が悪い。

1月に出来上がりました。かなり生地が厚い(固いという意味ではなく凹凸があって厚みがでる)ので、縫いにくかったと言っていました。

これがその時の写真です。ちなみに最初の襦袢と襟の形が違いますが、これは関西仕立てというタイプで、まっすぐの襟は関東仕立てと言うそうで、弓道用の形というわけではなく、普通にある仕立て方のようです。
以前から欲しかったものがやっとできたので、とても喜んで意気揚々と着て引いてみたのですが、どうも具合が悪い。
おなかあたりが、とてもゴワゴワして、普通の反物に比べると厚みがありすぎて、引きにくいのです。せっかく作ってくれたのに、申し訳なかったのですが、弓具店のものの方が引きやすい、という話をしました。

で、原因なんですが、基本通りに作ってくれたので、身頃の中央部分に「内揚げ」という折り返し部分が来ています。昔の日本人は、着物を大事に長く着るために、 裾が汚れて、擦り切れたりしたときに、この折り返し部分をほどいて、裾をまたキレイして着ていたようです。素晴らしいアイデアなのですが、今回はこれが、原因でした。

どうしても厚みがでる生地なので、ここに折り返しがあるとおなかの上あたりがゴワゴワして、引きにくいし、肌脱ぎもしにくい、ということがわかりました。
作り直してもらうのも気が引けたのですが、作り直してくれると言ってくれました。逆にいうと、ここは、将来ほどく想定の機能の場所なので、そこまで大変ではないとのことでした。
生地も反物と違い上等ではないし、そもそも襦袢だし、弓道で使うと通常袴を穿くので裾が見えないし、内揚げはなしでいくことにしました。

完成版が届きました。

さて、その後、その点を改善してもらって、完成版ができました。

何回か着てみましたが、かなり良い感じです。衿肩のサイズもばっちりです。今年はこれで、京都大会や審査に臨めそうです。作ってくれた母に感謝です。

衿の幅ですが、かなり違います。1枚目から市販のもの、弓具店オーダーメイドもの、今回のものです。

市販の襦袢 弓具店オーダーメイドの襦袢 今回つくってもらった襦袢

↓今回購入した生地です。B-1を4m買っています。

 

 

ということで、ブッチャー生地の襦袢のお話でした。

 

カテゴリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です