遠的の的を自作した話。近的の的とは白と黒の比率が違うので要注意。

仕事が忙しくなってしまって、なかなか更新できずでした。
今回の投稿は、遠的用の的のDIYの話です。
 

遠的用の的を購入して持って帰る

さて、遠的の練習をしたいのですが、79cm的で練習をしないといけなくなりました。
79cmの遠的的が欲しいのですが、なかなか手に入りません。通販では、10枚セットなので1万円以上します。個人で練習するのでそこまでの量は必要ありません。
 
単体で買おうとすると、弓具店にわざわざ行かないといけないのと、電車だと大きいので持って帰るのが面倒、というのがあります。近隣の行きつけの弓具店に配送でお願いしたとしても、ものが大きいので、結局送料がかかりそうです。
 
 
先日、東京に遠的しに行く機会があったので、そのついでに79cm遠的的を購入しました。新幹線で持って帰りました。
1枚1400円します。なかなか高いです。2枚で2800円、なかなかです。でも必要だから仕方ない…
 

遠的的を自作してみようと考える

一度、一人で練習したら、結構穴が開きました。
 
 
 
次回は、6人で練習をする予定です。一気に穴が空きそうです。遠的的は意外に持たなそうです。まあシーズン終わればそんなに引きませんが…
 
練習用なので、印刷して自作してみたら良いのではないかと思いました。
 
そこで、的をポスター印刷して、段ボールに貼ることを考えました。
79cmの的は、A4を縦3枚、横4枚で印刷すれば、79cmに収まりそうです。
 
 

段ボール探し

ということで、段ボールを探しに行きました。
まず一番近所のホームセンターで、探します。
段ボール板、がありました。75cm×100cmです。惜しい。178円でした。
 
 
 
ということで、その横の大きめの段ボール箱を購入しました。268円でした。これなら79cm四方とれそうです。少しの隙間は段ボールで埋めてしまいましょう。今回はこれを買いました。
 
 
 
後日別のホームセンターで、90cm×180cmというのも見つけました。228円でした。
 
これなら79cmなら二つ取れますね。ただ100cmだとこれでも厳しい。まあ、折り畳める方が収納が楽なので、2枚つなぐのもありな気がします。1400円(1mなら1800円くらい)で購入するよりもだいぶ安いかなと思います。インク代と糊代はそれなりにかかりそうですが、それでも定価の半分くらいでは作れそうです。
 

段ボールの加工

さて、段ボールを加工します。
まず、半分にします。
 
 
隙間の部分に合わせて段ボールを切って、埋めておきます。
そこに紙を貼って補修しておきます。
 
 
ということで下準備終了です。
 

的のポスター印刷

今度は実際の的を印刷してみます。
的の図面をwordに貼り付けて、ポスター印刷をします。
 
 
79cmになるように、トライ&エラーを繰り返して、微調整します。
 
 
 
インク代が勿体ないので、グレーや青で印刷したりしています。
今回使ったプリンターはEPSONのEP-806Aです。
ポスター印刷でガイド線を書く設定にします。(キャプチャは張り合わせガイドが選択されています)
ガイド線は印刷するプリンター毎で幅が違うので、違うプリンターでする場合は微調整が必要です。
 
 
 
82cm、惜しい(ちなみにこれは4辺フチなしで印刷しています)
 
 
 
73cm、こちらはガイド線ではなく、「貼り合わせガイドを印刷」という設定で印刷をしたものです。余白が多くなるので、小さくなりました。
 
 
 
 
81cm、あと少し。これは「張り合わせ線を印刷」で設定しました。
 
何回かしているうちに、真ん中の列だけ印刷すれば、79cmになっているか確認はできることが分かったので、真ん中の列だけ印刷しました。
 
 
これはプリンターによってポスター印刷設定で印刷する箇所を指定できるかできないかの違いがあると思います。
私の使っているEPSONのEP-806Aは、その指定ができるので便利です。
 

幅は79cmになったけど、白と黒の比率が違う???

 
さて、何回か印刷してみて、ちょうど79cmに収まりました。
 
 
 
で、実際の購入した的の上に並べてみると…
 
 
???
 
なんと、的の白と黒の比率が違います
今回拡大印刷したものは、ネットの画像検索して貼り付けたものでした。
 
調べて分かったことですが、近的用と、遠的用の的は、白と黒の幅が微妙に違うのですね。知りませんでした。
 

弓道競技規則をみると以下のようになっています。

 
近的は、36cm的に対して、中白から幅が、
3.6cm、3.6cm、3.0cm、1.5cm、3.0cm、3.3cmとなっています。
 
 
遠的用は100cmの的に対して、中白から幅が、
11cm、10cm、8cm、4cm、8cm、9cmとなっています。
 
というわけで、近的と遠的の白黒の幅は微妙に違っています。
 
さて、こうなると、遠的用の比率で印刷しないといけません。
ネットで遠的用の的の画像を拾えるのか…
思案した結果、自分で作画しようと思いました。
 

遠的の競技規則に則った的を作画する、SkechUpMakeで失敗しphotoshopで

 
まずは使い慣れている
SketchUpMake(旧Google sketch Up)で…
 
 
 
ただ、これはカクカクしているので、うまくありません。
 (後でカクカクしない作画方法が分かりましたがこの時は解決せずでした)
 
結局あきらめて、photoshopで作ることにしました。
 
 
photoshopで競技規則に沿った、遠的的が書けました。
→この作画については後日別記事でアップします(画像データもアップします)。

【弓道】弓道の霞的を正確に作図する Photoshop ElementsとSketchUp Make 2017

 

気を取り直して再度ポスター印刷&糊付け

 
これをまたwordにはりつけて
 
 
印刷してみます。
 
今度は、白黒の比率もピッタリで印刷出来ました。(左10cm伸ばして計っているのでこれで79cmです)
 
 
これは、ガイド線です。
 
正式に黒で印刷して、ガイド線を上に重なる方をカッターナイフで切っていきます。
ガイド線を切ったあと、隙間が無いようにきれいに糊付けしていきます。
(実は、この時に作業中の写真を撮り忘れて、これは後日の別のプリンタで印刷したものをならべたものです)
 
 
テープのりでどんどん貼っていきます(これは今回作った方の写真です)
 
 
100均で買った6mm、8mのテープが2個半なくなりました。楽に貼れますが、ちょっとコストがかかるかもです。
 
 
インク代も、黒が半分くらい減ったので、この機種の純正だと黒インク1個1000円なので、結果的に500円くらいします…。
となると、段ボールとすべて合わすと1000円くらいになっている気がします。これは、得なのか?。トライ&エラー中のインク代を考えると、もはやトントンかもしれません。まあ、何事も経験です、授業料ということで。
レーザープリンターとか、A3印刷とか、純正以外のインクを使うとか、ノリを水糊やスティックのりにすればもっと安く上がるかもしれません。
 

何とか完成!

ということで、貼り終わりました。
後で気づきましたが、結構上に印刷していたので、上端(左端)がギリギリになっています。
そして、インクジェットプリンターの調子がわるく、ヘッドクリーニングしてから印刷しましたが、なんと、無数の線が入りました。仕方ないので、これは、マジックで塗ります。次回には改善しよう。かなり手作りになってしまった…。
 
 
無数の線を黒く塗り終わって完成。
インクジェットプリンタだと黒がどうしても薄めになるので、レーザープリンタの方が良いかもしれません。
まあ、購入した的と同じようには見えそうです。
 
ということで自作遠的79cm的です。今回、時間がなく、トライ&エラーの印刷の時期も含めて数日かけて作りました。
翌日が練習の約束があったので段ボールから先は1日ですが。さて、うまくいくでしょうか。
 

実際に使ってみました

ということで使ってみました。
 
 
ちょっと遠いですが向かって右の方が自作的、左が購入的です。
案の定、的の印刷が上端だったので、錯覚で低く見えます。
ただ、的としてはほぼ問題なく使えそうです。
 
糊がはがれるか心配でしたが、強粘着を買っていたのであまり気になりませんでした。特に矢尻にノリがつく、ということもなかったです。
 
 
 
実際に自作79cm的を使った感じ
 
ちなみに1m的との比較(春の写真)
 
 
練習終了後の写真
左が純正、2回の練習でかなり穴が開いてきました。
右が自作した的です。
自作的は人気なかったですね(笑)たまたまですが。
 
 
個人的に思ったのは、職場の近くに大判印刷できる印刷屋さんがあるのですが、そこに頼んだらいくらくらいになるのか興味があります。そこが安ければ、段ボールに貼るだけなので、それもありかなあと思いました。いつか聞いてみようと思います。
 
以上遠的的の自作でした。
参考になれば(あまり作る人いないと思いますが)幸いです。
 
カテゴリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です