紋付きでない着物の場合は色物の半衿をつけるべきか→弓道では必ずしも必要ではないようです
さて、練習で和服を着はじめたので、昔、自分で半衿を付けた話の紹介です。
一番上等の紋付きの襦袢は、白の半衿がついていて、若いころはあまり着る機会がなかったので、ある程度たったら、和裁をする母に交換してもらっていました。
紋付きを着る時は半衿は白が基本なので、過去に紹介したブッチャー生地の襦袢も白なので問題ありません。
ブッチャー生地襦袢を着るようになって、その襦袢は洗えるので、半衿も特に必要なくなりました。
最近は、講習会でも司会をする立場になったので、普通の紋無しの和服では参加しにくく、結局紋付きを着ています。
中央審査はほとんどの方が紋付きですね…。
普段の練習では、襦袢の半衿の色を気にする必要はないので、ブッチャー生地襦袢を着ています。
一度、弓具店さんに半衿はどうしたらいいか聞きましたが、弓道では要らないでしょう、と言われました。
色物の半衿をつけた話
色ものの半衿が必要になったので、その時の話です。
本格的には半衿は縫い付けるものですが、いろいろググって、テープで半衿を付けることができると知りました。
こちらを買いました。
過去に2回、これをつけたことがあるので、その話です。
1回は、流派の練習会の時で、練習会だったので、紋付きでない着物を準備して、その際に今回紹介する色物の半衿をつけました。まだ、弓具店さんに、半衿は要らないでしょうと教えてもらう前の話でした。結果的には、参加者皆さん紋付き…、しまった、と後悔しました。TPOに合わせた和服選びは大事ですね。
さて、もう1回ですが、昨年の話なのですが、仕事の関係で海外の人を招く機会があって、その場でお茶を振舞うということになりました。その手伝いをして欲しい、和服を持っている人は和服を着てきて欲しいと言われました。
私は、茶道は素人ですが、着物は持っているので、御手伝いで参加することにしました。
ただ、御手伝いなので、紋付きは不相応かなと思いました。(その後、閉会式の司会をすることになって、それは紋付きを着ましたが…)。なので、普通の着物を着ることにしました。
ここで、色ものの半衿が必要になりました。
色物の半衿を実際に取り付ける
で、半衿を3色ほど買って、テープを買いました。
それがこちら。
まあ、テープの方に貼り方が書いてあるので、そのまま貼るだけですが…。
背中側からテープを貼る
背中側にテープを貼っていきます。
折り曲げて、洗濯ばさみで留める
半衿を折り曲げて、洗濯ばさみで留めます。
アイロンをかけるともっときれいに仕上がると思います。
両面テープの反対側を剥がす
両面テープを外して、固定していきます。
内側にもテープを貼る
内側もテープを貼ります。
剥がしやすいように少し端を剥がしておきます。
内側もきれいに折って洗濯ばさみで留めていく
内側は少し引っ張って留めるときれいに仕上がります。
内側もテープを剥がして固定する
テープを剥がして半衿を貼っていきます。
端を留めておく
端もテープで留めます。
完成
できました。
ちなみに、洗濯できるブッチャー襦袢に付けています。
この時は大島の着物ですね。
実際のお茶会の現場で
私の縞袴が、完全な銀ではなくて、少し茶色がかっているので、紺の紬の袷にあっていて良い感じでした。
普段着の着物は、半衿の色でいろいろ遊べていいですね。
集合写真では、私だけ、弓道の手の位置です…。
あまり使いどころがないですが、半衿を自分でつけた話でした。
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