先に図解を…
中仕掛けが太くて筈が入らない時の対処法
中仕掛けを太く作りすぎてしまった、普段使っていない矢の筈の幅が狭かった、といったことで、中仕掛けに矢(筈)が入らなくなることがあります。そんな時の対処法です。ご存知の方も多いかと思いますが、知っていると便利なのでご紹介です。
自分の近的矢は、すべて筈の幅(竹矢の筈の交換と筈の隙間の幅の調整)をそろえているのですが、遠的矢を使うときに、筈の幅が狭くて、普段使っている中仕掛けに入らない事態が起こりました。お借りした遠的矢の筈の幅が狭かったのです。
中仕掛けをペンチで平たくして(縦長にして)対応する
そんな時の対処法ですが、ペンチでつぶして、平たくして入るようにします。
私は、かけ袋に、このタイプのペンチを常備しています。
どんな形状でもよいですが、挟むところにギザギザが無い方が良いです。
また、少し細めのペンチで丁度筈くらいの幅、というのも便利です。
実際に中仕掛けを平たくします
強く握ると、中仕掛けが平たくなって細くなります。
平べったくなって、一方向は、かなり細くなりました。
細い向き、ちょっとわかりにくいですが、一部が細くなっているのがわかるでしょうか。
90度回して、太い向き
図で書くとこんな感じです。
こうすると、太くて入らなかった筈が入るようになります。
筈が入らなかったときの“臨時”の対処法です。
以上、筈が入らなかったときの“臨時”の対処法です。
中仕掛けが太い状態に無理に筈をはめると、筈が割れることがあるので、こういった対処をしておくと防げます。
特にボンドで作った中仕掛けは固いので、無理に筈をとめると割れやすいです。
そんな時にもこのペンチの方法は有効です。
ただ、事前に準備の時間があれば、中仕掛けを作り直す、筈を削って筈の幅を拡げる、といった対応をしましょう。
私はペンチはもちろん自分用に持ち歩いていますが、どちらかというと、初心の人とかが入らなくなった時用にも便利ですね。そんなに大きくもないですし。何かと便利だったりします。
いざという試合の時にどうしても合わなかったときにも、持っていれば安心です。まあ、使うことが無いように準備しておくことの方が大事ですが…。
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