新しいPCの構成を考える、Ryzenが気になる…。
先日、将棋の藤井聡太2冠が、「第3回AbemaTVトーナメント」で優勝された際に、「パソコンのパーツを集めたい」とおっしゃっていました(最近の将棋は藤井先生の活躍があってとても面白いですね。)。
そのヤフーコメントを見ながら、今ならRyzenで組むのが良いのでは、といった書込みを見かけて、RyzenというCPUが気になっていました。
最近はPCの自作はしていませんでしたが、できあいのPCを買うときは、IntelのCorei7をベースにいつも検討していました。実際、先日壊れたデスクトップも、仕事用のノートPCも、Core i7です。最近はAMDのRyzenシリーズが出て、CPUの勢力図もかなり変わってきているんですね。
私の自作PC熱は15年くらい前の20代の頃で、IntelのダブルコアのCPUが出たとかの頃で、AMDのCPUはほぼ選択枝に無かったのですが、時代は変わったなあと感慨にふけっておりました。
ということで、デスクトップパソコンが壊れてしまって、使えるようにしたいので、どんなパーツを組もうかいろいろ考えました。自作は15年ぶりくらいです。にわか自作PC好きの、にわかパーツ選びです。
CPUはどれが良いか
こちらを参考にさせて頂きました。
CPU性能比較表【2020年最新版】 | PC自由帳
CPUの比較をみると、10年前の私のデスクトップのCPU(Intel Core i7-930)は性能図でいうと、かなり下の方です。
この中で、コストパフォーマンスがよくて、値段が手ごろなのが良いなあと見ていました。
コスパでソートすると面白いです。
目に留まったのが、Ryzen5 3500で、性能も良く、値段も手ごろで、コストパフォーマンスの視標も良さそうです。1万7千円くらいです。
PassMark
Ryzen 5 3500 12627
Core i7 930 2960
性能が4倍も違いますね。どんな感じになるか楽しみです。あと1万円予算追加なら、Ryzen 5 3600も選択肢ですね。
マザーボードはどれが良いか
次にマザーボードを探します。久しく自作していなかったので、今のCPUのソケット名も知らないので、そこから調べて直して、第3世代Ryzenシリーズは「AM4」というソケットで良さそうです。
そこから、チップセット(CPUで処理したデータを各機器に送ったり、各機器の管理を行なったりする部品)はどんなのがあるのかなあと、探して、Xシリーズが上位なようですが、別に3Dゲームもしないので、最新のB550というあたりで良さそうですが、B450でも結構第3世代Ryzenが動くようなことが書いてあることが多かったのと、市場でもだいぶ出回っていて、クチコミも良いのが多いので、コストパフォーマンスも考えてB450シリーズで考えることに。
サイズはケースを流用したいので、Micro-ATXを選びます。
ASUS、GIGABYTE、ASRock、MSI、BIOSTARといったメーカーから出ていて調べてみたのですが、違いが良くわからない…。結局は、端子の取り回しが良さそうなもので選びました。映像出力端子が多めにあって、USBが多いもの…、ということで、GIGABYTEのB450M S2Hにすることにしました。その後、GIGABYTEの実際のホームページにいっていろいろ見て(B450M S2H (rev. 1.0) | マザーボード – GIGABYTE Japan )、納得して、買うことにしました。10年くらい前の自作していたころにはよくGIGABYTEのマザーボードで作っていたので、馴染みもあるので尚良いと思いました。7千円弱です。
メモリも必要
次に、マザーボードにあうメモリを探して、こちらも価格.comの値段とクチコミとにらめっこしながら探しました。10年前のDDR3はもう使えないので新たに買う必要があります。早い・多いに越したことはないけど、値段も高すぎても困るし…。ということでDDR4 3200の16G2枚(G.SKILL F4-3200C16D-32GIS)という構成にすることに。本当は8G2枚の6000円代にしようと思っていたのですが、妻に交渉してOKだったので、思い切って大容量にしました。だいぶ体感は変わりそうな気がします。32Gは、このマザーボードのマックスです。12000円くらいです。
お安くて割と良い構成かも
ということで、これで買ったとしても4万円以内、とてもお安くデスクトップが復活しそうです。BTOで買った先日壊れたデスクトップは10年前で約15万円で買っています。
私以外が使う家族用のノートPCは新品でもっと高いのを買いましたが、自分用だとついついお得な構成に考えてしまいます。
SSDは流用予定だけど気になることが
SSDやHDDや光学ドライブは元のデスクトップに後から付け足したものがあるので買い替えるのが不要で、電源も先日買ったばかり、OSもたぶんそのまま使えそうだし、Windows10のライセンスが1つ余っているので、使えなくても、それで新規インストールもできそうなので、これでも良さそうです。
これだけでも、十分なのですが、マザーボードやB450のチップセットを調べているうちに気になる記事が。
最近は「M.2 規格のSSDが、読み込みが速くて良い」、との記載が多くありました。
過去のノートパソコンのM.2 SSD(VaioPro13)、mSATA(レッツノートAX3)の交換
M.2 SSD? これはノートパソコンの規格のSSDではないのか?
実は私はVaioPro13というノートパソコンのSSD容量アップをしたことがあって、M.2規格のSSDを2回ほど買っています。ちなみにレッツノートのAX3はmSATAという規格で、こちらのノートパソコンのSSD交換もしたことがあります。
VAIO Pro13のSSD交換(M.2 SATA SSD) 2017年11月
端子の形が微妙に違いますが、ちゃんと動いています。256Gで3000円くらいの改造です。元のSSDの読み込み不良で交換しました。VaioPro13は、ネジがゴムシートに隠れていたり、端子の引っ掛かりが強かったりで、下面のカバーを外すのが難しいです。
Panasonic Let’sNote AX3 SSD交換(mSATA)2015年7月
こっちはmSATA規格のSSDです。SSDの不具合が出るようになって、128GBを512GBに交換して、とても快適になりました。かなりハードに持ち歩く機種だったので、その後また不具合出て、再度新しい256GBに替えています。レッツノートの分解は比較的簡単でした。
読み込みが速いというNVMe規格のM.2 SSDの購入も検討
てっきり、ノートパソコンのためのSSDと思っていましたが、最近では、読み込み速度が速くて、デスクトップでも主流になってきているんですね。
扱いなれているので、これは面白いとちょっと検索。M.2 SSDの規格でも、SATAとPCI-Express(NVMe)という規格があって、 NVMeがとても速いと…。
しかも、M.2 SSD のNVMe接続のもので256Gであれば、一番安いものの相場が3000円代!
価格.com – SSD スペック検索・性能比較
こちらで、規格サイズをM.2に(複数設定できますが2280でも良いです)、NVMeにチェックを入れると検索できます。
OSを入れるSSDにはデータを入れない人なので、今のOS用のSSDが256Gなので、これくらいの容量でもOKです。ちょっと面白いなあと思って、こちらが急に買う候補に入ってきました。ただ、読み書きが早いなら、一時的に、作業用の容量スペースにしたら、エンコードとか早くなるんじゃないか、と期待ももって、最終妻と交渉して、そもそもPCの事はよくわからないので、3000円くらい増えても良い、とのことで、512GのSSD(ADATA ASX6000LNP-512GT-C)を買うことにしました。
私は今回読み込み速度が1800Mb/sのものを買いましたが、後から気づきましたが、3000Mb/s以上のを買った方が面白かったかもしれませんね。値段が倍しますが、容量256Gでもありなので、そちらでも良かったかもしれません。B450が本来作動しないPCI Express 4.0で実は作動する(ASCII.jp:B450マザーで非対応のはずのPCIe 4.0を認識! 各社のマザーでSSDの速度をチェック (1/2) )、という記事が多く見られますので。まあ、公式にうたっているのが、PCI Express 3.0までであるのと、SATA接続のタイプだと550Mb/sとかなので、これでも3倍近く早い筈なので、今回はこれで作ってみて比較したいと思います。
ということで、こちらも買うことにして7000円代です。
考えた構成を購入へ
どこで買うか悩みましたが、価格.comでにらめっこしながらサイトをみて
実店舗も近くにあって、WEB交換保証がある(ただし、10%分費用が必要)、パソコン工房で買いました。
SSDだけはNTTストアが安かったのでそちらにしました。
あと、SSDにデータをコピーしたいので、M.2 SATAの変換コネクタも買いました。
パソコン工房
【マザーボード】GIGABYTE B450M S2H ¥6,765(税込)
【CPU】Ryzen 5 3500 BOX ¥16,148(税込)
【メモリ】G.SKILL F4-3200C16D-32GIS ¥12,188(税込)
WEB安心交換保証 / マザーボード ¥676(税込)
WEB安心交換保証 / CPU ¥1,614(税込)
WEB安心交換保証 / メモリ ¥1,218(税込)
【商品代金合計】 ¥38,609(税込)
NTTストア
【SSD】 XPG SX6000 Lite M.2 2280 PCIe Gen3x4 SSD 512GB
(NVMe1.3対応 Read(MAX)1800MB/s Write(MAX)1200MB/s ヒートシンク付き)
ASX6000LNP-512GT-C (ADATA)
¥6,780円
楽天
NGFF SSD M.2 to SATA3.0 変換アダプタ(C0077)
商品価格計(税込) 660(円) 送料(税込) 140(円)
発注後、翌日には届きました。とても早くてびっくりしました。
分かる人には分かると思いますが、この構成、大きなミスをおかしています。
にわかはダメですね…。ミスについては後日…。
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