カーポートにLED投光器をステンレスバンドで5つ付けて明るくした話

カーポートに照明をつけたい!

わが家のカーポートですが、実は照明がありませんでした。
木工タイヤ交換を夜間したいこともあったのですが、なかなか時間もなく、取り付けができませんでした。
家の建築と外構を別のお店に頼んだのですが、例えば、家の方についている屋外ライトはこのタイプです(LWC84075Y)。
 
 
これは、現在は廃盤ですが、定価で29000円します。
センサーライトになっていて、かなり明るいです。
これをカーポートに付けたいと思っていたのですが、2基つけても6万円になります。
 
建てた当時は、結局、ライトをつけるのはあきらめて過ごしていました。
でも、やはり夜間の作業をしたいと思うことはありました。
木工は、夜に無理にしなくても良いのですが、タイヤ交換はそうもいきません。
どうしても夜間にタイヤ交換したいときは、もう一台の車のヘッドライトで照らしていたりしていました。

だいぶ以前にLED投光器を購入

正規品のライトは高いので、20WのLED投光器が、2250円で販売されていた時があり、その際に複数個購入しました。
今では、安いものでは、1500円くらいでも買えますが、当時は4-5000円するものでした。なので、2250円で買えるのはかなりお得でした。
 

 

 
ちなみにこのリンクは実際に買ったものではありません(購入したところのリンクは無くなっていました)。
 
当時2250円で、これ4つで1万円、また、センサーライトタイプの20WのLED投光器も5000円で買いました。
 
 
ちなみにこれも購入時のリンクではありません。購入時のリンクは無くなっていました。それに一番似ている商品です。
 
この手の投光器を買って、6万円~9万円くらいしそうなライトが1万5千円で購入できました。
 

LED投光器は強力も、ずっと仮固定状態

カーポートにどう固定するが迷っており、固定しないまま月日が流れました。
ただ、紐で上に吊るしたり、結束バンドで一時的に固定したりしていました。
2カ所だけで、カーポートの半分は十分に明るくなります。
↓これは、結束バンドのみで2カ所に固定しているときの写真です。
カーポート全体を明るくするには4個あると良さそうです。
 
また、固定していなかったので、畑作業に使うこともできました。

どうやって固定するか、電気工事士の資格がいる?

固定の仕方を悩んだまま月日が経ちました。
コンセントからの二次配線であれば、通常電気工事士の資格はいりません。柱の中を通したりするには資格がいるようです。
なので、延長コードは露出した状態での接続になります。あと、金属のステープルでの固定はだめでモールなどなら良いようです。モールの接続はまた大変なので、今回は軽めに結束バンド固定にすることにしました。
 

ステンレスバンドにいきつく

 さて、ライトの固定ですが、カーポートの柱に穴をあけてボルトなどで固定したら良いのですが、素人が穴を開けるにはちょっと抵抗があります。また、うちのカーポートは、極端に高さが高いので、支柱の強度を落としたりしたくないです。
弓を引くために高くしたわけではなく、勝手口の庇にあたるので高くなっています。
巻藁は家の中で引いています。
 
いろいろ検索して、ライトの固定の方法について、ステンレスバンドに行きつきました。
いくつか、ステンレスバンドで固定されている方をみかけました。
 
カーポートにセンサーライトを設置したよ | めきち箱
 
DIYで自宅に防犯カメラを設置するぞ。機器や部材の選定・取付まで説明【穴あけや専用工具は不要】【2020年8月更新】 | エスナビ〜子育て親による安くて使えるスマホや便利なグッズの紹介
 
カーポートのライト用のステンレスバンドが売っています。結構安かったので、試しに買ってみました。
 
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ムサシ RITEX センサーライト用ステンレスバンド SP-7
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しかしよくよくググってみると、もっと安いのがあることがわかりました。
こちらです。
 
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ステンレスバンド 10mm幅 長さ600mm SUS430 (10本入)
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ステンレスもSU304とSU430というのがあって、ステンレスの材質の違いで、安い方の430でも十分耐久性があることがわかりました。違いは磁石がつくかつかないかぐらいのようです。10本で1500円なので、1本150円くらいですね。これは安い。
 
SUS304とSUS430の意味とは? 使い分けや特徴も分かりやすく解説! | 金属加工の見積りサイトMitsuri(ミツリ)
 
あと、柱を計測すると、うちのは60cmのステンレスバンドで十分なようでした。事前に買ったRITEXのは90cmでした。
 
ステンレスバンドを強く固定すると、柱に傷がつきそうなので、それを防止したいと思っていました。商品を検索していると、ステンレスバンドのカバーを見つけました。
 
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ステンレスバンド用 ケーブル被覆保護カバー 10mm幅用 長さ1m
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10cmのや、50mとかのがありました。丁度良いのがなくて、さがすと、こちらの1mのがありました。こちらを4本買いました。

実際の固定、の前に、結束バンドで仮固定

実際にカーポートにつけたいのですが、先にどこにつけるか仮固定することしました。
ステンレスバンドは、ラチェット構造で、1回きりで失敗できません。
なので、結束バンドで仮固定することにしました。
 
まずはセンサーライトから
このセンサーライトですが、固定の取っ手が下側にきていたので、上側に回すのですが、コードと干渉していて、一度ボルトを外さないと上にあがりません。
 
 
 
 
作業途中で暗くなりそうだったので、先に個別で電源をとる予定のセンサーライトを取り付けました。
 
 
先日紹介した、あたらしい脚立が大活躍です。
カーポートに直接当たらないようにゴムシートを挟んで、結束バンドで固定しました。
少し角度調整をします。コードはもともと5mですが、さらに5mの延長を足して、コンセントに刺しました。
暗くなったらセンサーの角度や感度や時間を調整したいと思います。
 

次に、他の4カ所を仮固定

20Wは1個だとカーポート1/4分くらいを照らしてくれます。
あと3カ所と庭側向きに1か所、計4カ所を仮固定します。
 
こちらは、センサーライトとは別の電源からとって、4つをつないで、スイッチで同時に点灯するようにしました。
センサータイプは常に電源につないでおかないといけないので、別電源にしています。
 
 
順番に固定していきました。
仮固定なので、他のところの作業の写真をとりわすれました。
センサーライトと同側の後側の場所(車の上方)にカーポート側と庭側の両方を照らせるように2台固定しています。
 
さらに、後方中央にライトをつけています。
これは、2台車があると、4方向からだと、車と車の間が影になるので、家側後方の勝手口上の隅にはとりけず、中央に1個とりつけます。さらに、これは、角度をかえて、反対に向けると庭も照らせます。勝手口上だと、角度を変えても建物が邪魔で庭が照らせません。
 
あとは、家側前方で、こちらは以前から紐や結束バンドでつけていた場所ですが改めて付けなおします。
 
仮固定だけで1日終了、暗くなったので明るさ確認できます。
結構時間がかかって、もう暗くなりました。
実際に点灯してみるとかなり明るいです。
これで、タイヤ交換や、木工は心配なくできます。
延長コードはまだむき出しで、ステンレスバンドも明日に持ち越しになりました。
 

センサーライトの設定

家の前を車が通るだけでライトがついたりはして欲しくない、という希望があったので、センサーを微調整します。
 
感度はあげておき、カーポート側にセンサーを向けて、カーポート内にいて動けばセンサーが効いて、カーポート外では反応しない位置に調整しました。つまみはこの写真では、左から、照度、時間、感度、になっています。
 
調整はもう暗くなってから行ったので、明るさの感度は、暗いときには設定できないので、明日以降に。
時間は、長くするとかなり長い間点灯してくれます。作業中は長いのが良いですが、普段は短くてもよいです。
この辺も、脚立があると比較的簡単に調整ができるので便利でした。

翌日、いよいよステンレスバンド固定

ステンレスバンド固定をします。
最初は使い方が良くわかっていませんでした。
ちなみに、ムサシ RITEX センサーライト用ステンレスバンドと、電材39楽天市場店で買ったステンレスバンド 10mm幅 長さ600mm SUS430 (10本入)、は同じラチェット留め具でした。
 
留め方は、センサーライト用の裏面と
 
電材39さんのHPに詳しかったです。
締付金具 ストレーナー 10mm幅用 SUS430 の商品詳細ページ | 電材・架線金物の通販-電材39オンラインショップ
 

実際にとりつけます。

 
保護カバーをつける
ステンレスバンドのカバーがあります。
これもどれくらいの長さが必要かわからないのですが、支柱の外周は36cmあります。ラチェットの分を引くと、30cmくらいのようです。この辺は実際にあててみての微調整ですが、1mで3本とれそうで、無駄なくいけそうです。
 
 
保護カバーをステンレスバンドに通します。
 
カーポートの支柱に巻いた後、ラチェット構造の、真ん中の軸にスリットの穴があるので、そこを通します。
 
 
 
一周させて、バンドを金具中央の軸のスリットに通します。ステンレスバンドに曲げた痕がつくとスムーズにいかなくなるので、なるべく曲げないで通すのが良いです。
 
この時、後で気付きましたが、ラチェットを空打ちすると、このスリットの向きが変えられますので、通しやすい位置にしてから設置します。(この1回目はたまたま良い位置に来ていた)
 
ラチェットを空打ちして良い位置に持ってきます。
 
余ったバンドを切る
説明書では3cmくらいで切る、と書いてあります。
この際、バンドを1回で切ると切れた方が飛んで目に入りそうだったので、半分にまでハサミをいれて2回で切ると飛び散らなくて良かったです。
 
 
 
これ、ラチェットで巻き取っていく構造になるので、3cmで切ったあとラチェットを働かせると、内側に引き込まれていきます(短くなります)。
ある程度しっかりひっぱってからラチェットを効かし始めないとラチェットを多く巻かないといけなくなるので、ラチェットで留める前になるべく引っ張っておきます。
 
 
ラチェットを効かすと、もろに支柱が傷つくので、ここにもゴムシートをかましています。
 
要注意!巻きすぎないこと
このあとラチェットで締めていくのですが、締め過ぎると、最後金具が留めれません。
 
この時、締め過ぎて、最後閉じれなくなりました。
あきらめて、バンドを1回切り、ボツにしました。
10本セット以外に2本、専用バンド(RITEXの方)を買っておいて良かったです。
まあラチェット金具は生きているのでバンドだけ買えば実は再利用はできます。電材39さんではバンドのみでもかなりお安く購入できます(50m単位ですが…)。
 
気を取り直してやり直し。
 
今回は巻き取りすぎに注意して、最後金具を閉じることができました。
 
他の場所も意識していたのですが、どうしても巻過ぎになることがあり、自分の力では金具を閉じることができず、木槌でたたいて、留めたりする場所もあとでありました。
金具を閉じる余裕があるところまででラチェットの巻き取りを止めておくことが大事です。
 
2カ所固定で完成
2本ステンレスバンドを固定してみました。
 
 
良い感じで固定できています。
最初は要領わからず、時間がかかりましたが、これでうまく行きそうです。
 
どんどん固定していく
他の4カ所も固定していきます。
ステンレスバンドカバーを通して支柱にまいてスリットにバンドを通してゴムシートを敷いてバンドをしっかり引っ張って1回だけラチェット回して仮固定して余ったバンドを切ってラチェットを巻き取って巻き取りすぎに注意して金具を閉じて爪に固定する、という作業を続けます。
 
こちらは、後方外側の角で、カーポート内向き
 
こちらはその横に、後方外側で、庭向き。
実は、この2個のライト、1か所で反対向きに留める予定でしたが、思ったよりライトが大きく干渉するので、ずらして固定することになりました。ステンレスバンドを多めに買っておいて良かったです。
 
 
こちらは後方中央のカーポート向きのライトです。
中央なので、上の支柱が大きいです。
こちらは、2台の車の間を照らすイメージです。
また、向きを反対にすると、庭側も照らすことができます。
 
前方の建物側のライトです。
まだ、配線を整理する前です。
ということで、投光器のステンレスバンドの固定、できました。
 
 
防水対策にコンセントボックスでカバー
 
延長コードで配線するので、つなぎ目は、コンセントボックスを使います。
 
後半の三又のコンセントボックスは2個使っています。
 
コードは、資格の関係で、柱の中を通したりはできず、ある程度むき出しです。むりのない範囲でたばねました。あまり美しくはないです。
これがあるので、電気工事士の資格がある人に頼んだり、自分でとったりしないといけないのかなあと思います。
こちらのブログでは、実際に電気工事士の資格をとられてDIYされています。
 
DIYでカーポートに照明をつけたい①【LEDできれいな灯りプラン】
 
自分も取りたいですが、電気配線のDIYをここ以外でする予定がないので、やめておきます…。
 
あと、コンセントカッパーというのもつけます。
 
 
 
これで、このスイッチ式の延長コードをかますと、ここで、照明の入り切りができます。
 
このスイッチで、4カ所のLED投光器がついて、とても明るくなります。
最初の黒のセンサーライトは、直接ここのコンセントに延長コードをつないでいます。

完成しました。

ちょっと他のDIY中のものが映っていてごちゃごちゃしていますが、かなり明るくなりました。
前側からはあまり延長コードが目立たないようにしていますが、反対からみると結構見えています。
ただ、うちのカーポートはかなり背が高いので、あまり目に入らないので良しとします。
 
これで、DIYも、タイヤ交換も、暗くなってからでもできます。
 
LED投光器をステンレスバンドで固定して、カーポートに照明をつけたお話でした。
 
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