子供とスキーに行くときのゲレンデ選び
初心者の子供(幼稚園児から小学校低学年を想定)をつれてスキーに行く場合、大事なのがスキー場選びです。
わが家が意識したポイントを紹介します。
・超初心者の時は、ムービングベルトのあるキッズゲレンデが良い。大人はあきらめるか回数券。
子供用のスノーパークは必須
・少し滑れるようになると、キッズゲレンデ+1か所リフト、というスキー場がお勧め
・リフトが本格的になったら、クワッドリフトがあるところが良い
・かなり滑れるようになったらゴンドラのあるゲレンデでもOK。
・温泉併設が便利、泊りでいくことも
・天気はあたりはずれ、悪天候は無理しない。超快晴の時もあるし。
超初心者の時は、ムービングベルトのあるキッズゲレンデが良い。
子供が、超初心者の時は、ムービングベルトのあるキッズゲレンデが良いです。大人はあきらめるか回数券にします。子供さんが小さければ、子供用のスノーパークがある方が良いです。
初心者の子供を教えるには、まずリフトには乗れませんので、キッズゲレンデで滑るのですが、このキッズゲレンデが結構特色あります。最初のお勧めは、絶対「ムービングベルトがある」です。歩いてのぼって滑るのはかなり負担です。ムービングベルトがあるところが良いです。
理想的にはムービングベルトが2列あって、スキー、ボード、そりが分かれている、です(スキージャム勝山等)。
ムービングベルトは結構渋滞します。また割とすぐ止まります。なので、2列のところが良いです。
我が家行っていたころは、スキージャム、函館山、鷲ヶ岳あたりが良かったです。
スキー、ボード、そりとわかれている方が、教えやすいですね。
少し滑れるようになると、キッズゲレンデ+1か所リフト、というスキー場がお勧め
さて、ムービングベルトである程度滑れるようになると、リフトに乗ってみたいです。しかし、初心者ではリフト1日券買ってもぜんぜん乗れません。キッズゲレンデも有料だったりして、二重で買わないといけないゲレンデもあります。そこで、お勧めなのが、キッズゲレンデ+1か所リフトというスキー場で、スキージャム勝山でした。今でもキッズデビュー券というリフト券があります。
これは、大人も同じ券を買えばよく、1個のリフトで大人と一緒に練習できます。グライドサポーターデビューができます。末っ子が1歳のときに、上の子2人を教えるために行きました。
距離が遠いので、結果、1回か2回しか行きませんでしたが。効果は絶大です。
小さい子は、大人が持ち上げる感じでリフトに乗れちゃいますが、やはり自分で乗れるようになってもらいたいです。うちは3人なので、誰か一人が自分でリフトに乗れるようにならないと団体行動ができません。このおかげで長女が一人で乗れるようになったのは大きかったです。キッズゲレンデも充実していて、次女はリフトにのるより、こちらで練習する方を好んでいました。
大人は回数券を買えば他のコースも滑れますが、結局買わなかったですね。
うちは子供が楽しむことを親が楽しむ、という感じなので、あまり自分が滑れなくても、いつか子供と一緒に滑れるようになれば、と思っていたので、大人が滑れなくてもあまり気になりませんでした。
リフトが本格的になったら、クワッドリフトがあるところが良い
さて、リフトが乗れるようになると、ムービングベルトのキッズゲレンデがありクワッドリフトがあるゲレンデ、が良くなります。
クワッドリフトは乗るときにスピードが落ちるので、子供でも楽に乗れます。また5人家族でも、2,3で乗れるので、誰かが一人で乗る、ということがありません。かなり、長い距離を家族で滑走を楽しめます。下の子はグライドサポーターを使って、上の子はボーゲンヘルパーだけでも滑れます。
ただ、子供は急斜面がやっぱり嫌になることがあるので、ムービングベルトのキッズゲレンデに戻って練習したくなることがあります。なので、ある程度滑れるようになってきても、ムービングベルトのキッズゲレンデが選択枝でした。
かなり滑れるようになったらゴンドラのあるゲレンデでもOK。
さて、ムービングベルトのキッズゲレンデで滑りたいと思わないくらい上手になると、それが無いゲレンデも選択肢になります。
そうなると、ゴンドラがあるゲレンデが、一気に滑れるので良いです。
前記事で紹介したDVDのゲレンデがウィングヒルズ白鳥ですので、ようやくそのDVDにたどり着いたいう感じでした(ウイングヒルズはムービングベルトが無い)。
ここまでくるとグライドサポーターも使っていませんので、一気に滑り降りたりもできるようになっています。コースもいろいろ選ぶ楽しみもあって、上級行きたい、と言い出したりしてました。スキーはかなり上達したので、上級でも滑り降りることは結構可能になってました。
滑れるようになってからは、こちらにお世話になることが多かったです。
温泉併設が便利、泊りでいくことも
うちは日帰りが多いので、朝早く出て、帰りも渋滞の中帰るのも面倒なので、温泉に入って夕食も済ませて、子供たちももう寝ている状態でわりと遅い時間に帰るのが多かったです。
なので、温泉併設や、帰り道に温泉があるところが良かったですね。鷲ヶ岳は併設の温泉に入れます。ウイングヒルズの貸し切り温泉は子供たちもお気に入りですね。
ウイングヒルズの貸切露天風呂からの風景(動画のスクショの切り貼りですみません)
天気はあたりはずれ、悪天候は無理しない。超快晴の時もあるし。
天気が悪いときには無理していかなかったり、早めに切り上げたりもしていました。子供が滑れないうちは大人は余り滑れず、消化不良のときもありましたが、子供がスキーを嫌いにならず、滑れるようになれば、わりと行けるようになり、たまにはとても快晴の日にあたることもあるし、割と長期間で考えて、スキーが滑れるようになって、家族の時間が取れるようになって良かったです。
個別のゲレンデ評価
いくつか行ったところがあったのでご紹介します。関西からです。
うちは、1度行ったところで良かったらそこに偏る傾向があるので、たくさん行ってる方からみれば、物足りないかもしれません。
また、行ったのは10年くらい前から今までの期間なので、現在とは違っている可能性あります。最新の情報を御確認ください。ご参考にしていただけたら幸いです。
鷲ヶ岳スキー場
子供が幼稚園くらいのときは、かなり行ってました。
キッズゲレンデが初心の子供を教えやすかったです。ムービングベルトがありスノーパークも充実していました。
子供がここで一番成長したと思います。
レストハウスにも子供の遊ぶところあります。
DJの音楽も楽しみにしていて、子供がリクエスト出したりしていました。
食事が結構、がんばっていておいしい印象です。
お隣(ホワイトピア)と行き来できるようになりましたが、子供が小さいころはできませんでした。
子供が初心のうちは、そんなに広く滑らないので、行き来できなくても大丈夫でした。でもある程度滑れるようになった最近では、行き来できないとちょっと物足りないので良かったです。
ポールはある年とない年がありました。左がスキーやボード、右がそりになっています。
スキージャム勝山
途中で紹介した、キッズゲレンデ+1か所リフト(今は2カ所)というリフト券が秀逸だと思います。
キッズデビュー券 大人3400円 小学生2300円 3歳〜未就学児1600円
ビキッズパーク単独は1000円
(2020年)
関西からだとちょっと遠いですが。ビキッズパークというキッズゲレンデが広くて、ボード、スキー、そりと別れているのが良かったです。でも遠い…
ウイングヒルズ白鳥リゾート
キッズゲレンデににムービングベルトが無かったので、滑れるようになってからはここに行くようになっています。
なんと、2019-2020シーズンからムービングベルトが導入されています。
10年前から導入してたら最初から行ってたかも…
アルペンの割引が効くのが大きいですね。大人と子供のセット料金とかすごく安いです。
ゴンドラも良いです。ゴンドラ降り場も一昨年改修されたのでよくなりました。(昔は林間コースに降りるのが階段だった)
ロッキーで早めの昼食。温泉のところで夕食たべて、温泉の貸切露店風呂に行くのが定番です。
動画の合成の写真ですが、露天風呂の雰囲気伝わりますでしょうか。
参考にしたDVDがこのウイングヒルズだったので、みんなが滑れるようになって、ようやくここにたどり着いた、という感じでした。
ボードはここで始めました。
露店風呂が無理なら無理せず普通のお風呂に入っています。
実はここのキッズゲレンデは行ったことがありません。ムービングベルトがないので、子供さんの超初心者のときは向かないかもしれません。
白鳥のペットショップにワンちゃんを預けられるので良いです→後述
最近は、SAでチケット購入が超便利です。
2017年の写真ですが瓢ヶ岳(ふくべがたけ)パーキングエリアで、事前にリフト券が買えます。現地についてチケットブースに並ばなくて良いので、かなり便利だと思います。
新着情報 | ウイングヒルズ白鳥リゾート 岐阜県奥美濃-天然温泉付スキー場
家族全員で行くならまた行きたいですが、上の子達が大きくなったので、ちょっと足が遠のいています。
函館山スキー場
かなり初心者のころに行きました。
ロープウェイは、荷物が多い幼児連れではちょっと大変だった印象です。
ただ、ムービングベルトがあって、初心者のこどもには良いと思います。
このころはかなり小さかったので、ほぼキッズゲレンデだけで終わりました。
なので、大人の満足度はわかりません。
びわ湖バレイ
過去記事をご参照ください。
自分たちの基準では、幼児連れには向きませんので、過去にはほぼ選択外でした。
今なら近いし、かなり選択枝に入りますね。見晴らしは良かったですが、行った日は風がひどかったですね。今年も行くならここかな、と思っています。
ベルク余後(閉鎖)
既に閉鎖されているゲレンデですが、昔はムービングベルトがあって、超緩斜面だったので、こどもを連れて行くのには良かったです。
ちなみに今ある
とは別のスキー場です。
ペットはどうする?
わが家は、トイプードルくん(トイプードルのフリスビーキャッチ、競技用でなくても楽しい)がいるので、ペットを預けるところがあると良いです。
(写真はリニューアル前です)
白鳥に方面に行くときは、いつもここにお世話になっています。
高速で岐阜 群上八幡あたりを走っている時に、電話をして到着時間を伝えて、9時前くらいに預けています。
うちは温泉と夕食後に帰ることが多いので、7時くらいに迎えにいって帰路に着きます。
リニューアルされてから行ってないので、事情は変わってるかもしれないので事前にお電話ください。
子供が3人だと大変だったけど
子供が3人だと、誰かがリフトに乗れるようにならないと2人乗りリフトが乗れないし、親がついて教えるにも、一人が滑れるようになっていないといけないので、最初は大変でしたが、みんなが滑れるようになってからは、とても楽しめました。
その後子供たちはボードに移行していきましたが、スキーの下地があったので、ボードは1回くらいスクールに入っただけで、後は独学で滑れるようになっていきました。
長女が中2くらいの時まで、家族全員のレジャーとして、楽しかったですね。天気が良いときなどは最高でした。純粋にレジャーとして楽しめる域になっていました。
高校受験以降、また長女、次女が部活をするようになって、全員でゆっくりは行けなくなりましたが、また行きたいですね。
今年は雪が少ないので、心配ですが。
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