【弓道】3週間ぶりの練習 籐の巻数を考える

体調不良で練習できず…、久々の練習

体調不良が続いてしまい、昨日は3週間ぶりに練習でした。
昨日も、仕事が押して道場に着くのが遅くなりそうで、行くかどうか悩みました。
でも、休むと1か月も的前での練習がなしになるので、練習時間は少なくなりますが、行くことにしました。
 
季節はもう完全に秋ですね。
家で、弓は、張ったり巻藁は引いたりしていたので、そこまで固くはないですが、やはり強く感じます。なかなか思うように引けません。
3週間前の方が良射が出ていました。
練習不足と体調が完全にはよくないのもあって、昨日は納得いく射は出ませんでした。
的前10射と練習量も少なめでした。時間がなかったので、仕方ありませんが…。

新しく飾り籐をつけた弓を引きました、実は動画でみる時の区別用でした

先日、飾り籐をつけた記事をアップしました。
実は、動画でみるときに、どの弓で引いたかわからなくなるので、区別がしたくて今回、メインで使っている2張のうち1張に飾り籐を作って5カ所巻にしました。(練習の射は基本的に常に2方向から撮影しています。)
なので、動画で見返したときに、どれで引いていたかわかりやすくなります。
 
私は、メインで使っている複数の弓は、それらをメインで使って調整している時期には握り皮を同じものを使うようにしています。なので、握りの色も同じで、見た目が区別がつきにくいです。なので、飾り籐などで、籐の数に差をつけると、見分けがつきやすくなります。

ゆくゆくは4張の弓を区別したい

 今後、21kgのにべ弓と、もう1張新しい弓が来る予定なので、それの籐の数をどうしようか悩んでいます。4張を区別したいのです。実は21kgの弓は、先日の飾り籐のときにすでに、上下の切詰籐のところにもう1段籐をまいて変則の5カ所巻の籐になっています(飾り籐と手下籐はない)、それで区別しようと思っています。最後の弓は7カ所巻にして区別しようかな、と思ったりしています。
 安定した弓の方が籐が多い方が普通なので、今の5カ所巻のどちらかが7カ所巻になる感じですかね。
 
 ちなみに、弓の形が安定してから籐を増やすのが普通と思いますが、一度増やすと実は後戻りできません(というかしにくい)。弓は、籐を巻いたところと巻いていないところは、年数が経つと色が変わるので(籐があるところは日焼けしない)、外したらクッキリ飾り籐の痕が見えてしまいます。
 まだ色が変わる前に外す分には大丈夫ですが、年数が経ってからやっぱり減らす、というのはなかなか難しいです。私は、以前、今とは別の考え方をしていて、すべて3カ所巻に揃えようと思って、ある弓の飾り籐を外したら、そこが目立って残念な感じになってしまい巻きなおしました。
 ただ、新素材の弓は大丈夫と思います。
 
 流派によって、籐の数で位が決まったりするので、あまり増やすと偉そうだったりするのかと気になっていますが、道場に流鏑馬の経験のある先生もいらっしゃるので聞きましたが、白木の弓ではあまりそういう話は無いようです。もしご存じの方があれば教えて頂ければ幸いです。あくまで私の方法は自分の中の区別用なので…。
 ちなみに、私が昔見た2張ぞろいの弓は7カ所巻でした。有名な範士の先生が使っていた弓だそうです。
 
まあ、そんな話をしていたら、「籐まで巻かずに、取り外しできるゴムとかで区別したら」と言われました。確かに…。
ただ、にべ弓にゴムをつけて引くのは嫌いなんです…。
 
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