新年射会
コロナや寒波で、なかなか予定通りに行かない日々が続きます。
今年は、新年射会も、参加者を制限して、時間も短縮して行われました。
それでも、引かせて頂ける環境に感謝です。
感染対策もあって、今年は、演武中心になって、巻藁射礼、矢渡し、坐射一つ的射礼、立射一つ的射礼が連盟の役員の先生方によって行われました。
巻藁射礼の第二介添
私は、巻藁射礼の第二介添があたっていました。
いわゆる弓持ちですね。
寒波で足袋は二重に履きたいのですが、それによって足袋がきつくなって足がしびれてもいけません。私は過去に失敗しています(【弓道】冬場の講習会の寒さ対策 和服用の綿の肌着を切って自作した話など(この記事の最後に記載があります))。
しかも、巻藁射礼の第二介添は、一度も動かないので、通常の第二介添に比べて、はるかに跪坐が長いです。
朝から、履く予定の防寒の靴下(足袋の下に履けるように親指が別になっているもの)と、ワンサイズ大きい足袋を上にはいて、巻藁射礼の動画を写しながら(同じ射手の先生の動画が手元にあり)、一度練習しました。
二重履きでも、約12分、問題無さそうでした。足袋を大きめにしたのが良かったようです。手は同じ動作で練習すると本番持たないかもしれないと心配で、休み休み練習しました。
本番も無事に終わりました。とっても寒かったので、二重履きは正解でした。
第二介添なので、本当に目立たないように印象に残らず終わってくれれば幸いです。
12分の跪坐は、問題無くできることが分かりました。長年の修行の成果ですね。今日も腸腰筋にがんばってもらいました(【弓道】弓道をしていると左の腸腰筋が発達するのか?跪坐で膝を生かす意味を考える。)。頑張って、左膝も生かしていました。というか、その姿勢の方が個人的には慣れていて楽でした。
ただ、ビデオを見返すと、大筋は間違っていなくても、ここができていなかったとか、いろいろあり反省です。
役員の先生方の演武
まあ介添はどうでもよくて、やはり注目すべきは先生方の射ですね。
巻藁射礼は、自分では見れなくて、ビデオで見ましたが、矢声も迫力があって(矢声は一番近くで聞きましたが…)、見応えがあったようです。私が雰囲気を壊してなければ良いのですが…。
矢渡しは、一仕事終えて、ゆっくり見れました。
迫力の射で束中されていました。本当に邪気を払ってくれそうな素晴らしい射でした。
役員の先生方の射礼も素晴らしかったです。
その後、各支部代表で限られた参加者でしたが、一手ずつ引き射会は終了しました。
私は、諸事情あって、合成弦で引いたのですが、甲矢が良い射出たのに、弦のせいで弦音がイマイチに…、ああ、麻弦にしておけば良かったと後悔でした。
今年もなんとか始まりました。
先行きは全然わかりませんが、今年も皆さんが健康で弓が引き続けられますように。
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