【弓道】弓座の形はどの形状が良いか、いろいろ試作してみる

弓座の形状の考察

 弓を張るときに壁にある末弭をあてるところを、弓座と言います。弓張台と言ったりします。
過去に自宅巻藁場に弓座を付けた記事を書きました。
 
 
 これがないと、誰かに弓を持ってもらったり、ゴム製の弓座を使ったり、弓を拭く布を使ったり、といろいろと不便です。
 時々使わせてもらっている道場があって、そこの弓座が傷んできたので、DIY好きな私が、作成をかって出ました。そこでどんな形が良いか試してみることにしました。
 

いくつかの形状があります

さて、弓座ですが、いろいろと市販されていて、いろんな形があります。

半球形タイプ

私が自宅につけたのは、この先が半球形になっているものです。
下側から徐々に広くなっていきます。
どのように作るのか不思議です。木材の材質も気になります。
 
ちょっと周囲の化粧彫りが違いますが、こちらで購入できます。
 
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円柱斜めタイプ

これは、私のホーム道場の弓座です。ホーム道場は私が高校生の時にできたので、約25年経っていますが、一度も交換していません。やはり木の材質の選択が大事な気がします。仮に円柱斜めタイプとします。
 
 
こちらで購入できるようです。
 
弓張板-詳細-商品カタログ-小山弓具

円柱正面タイプ

他にはこのような形のものもみます。仮に円柱正面タイプとします。
 
 
弓道具・商品リスト アサヒ弓具工業株式会社
 
この形を自作されている方もいますね。
 

携帯タイプ

携帯用もありますね。
これは私のです。
このタイプは廃盤なのかあまり出てきません。
 
 
 
ちなみに、これ、公式では、壁の角にあてるとなっています。それは、そのままでは滑るからです。
私のように、滑り止めシートを張ると、角でなくても、壁さえあれば張れます。結構便利な工夫です。
 
 
ゴム製のもありますね。こちらは通販で普通に買えます。
 
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携帯弓座(木製)
こんな形状の携帯弓座も売られているようです。
 

弓座をの形を作ってみる

さて、弓座をつくるにあたり、どの形が良いか試してみることにしました。

円柱斜めタイプの弓座その1 座ぐりドリル

まずは、円柱斜めタイプの弓座を彫ってみます。
 
これをどのように加工するかですが、2通り考えました。
一つは、座ぐりドリル(フォスナービット、ボアビット)を斜めに進めて穴をあける方法
 
 
こんな感じです。
 
 

 

円柱斜めタイプの弓座その2 トリマーのストレートビットを使用

次に円柱斜めタイプの弓座その2
 
もう一つの方法は、円柱のトリマー(ストレートビット)を斜めに下ろしていく方法です。
円柱タイプはこの2つの方法で割と簡単に作れそうです。
 

円柱正面タイプ

ちょっとこれのキレイな作り方がいまいちわからなかったのですが、座ぐりドリルで穴をあけて、ノミで削りました。
 
 

 

半球形タイプはどうやってつくるのか?

半球形タイプの挑戦1 12mmのU字溝ビットで試作

 
さて、個人的に本命の半球形タイプです。
これの加工をずっと考えていたのですが、トリマーのU字溝(丸溝)ビットを使っての加工を考えました。
斜めにおろしていくと、下の部分が彫れるのではないかと考えました。
 
一度、家にあったビットで試してみました。(2/8)
この加工のために、45度の木片を作ります。それに沿わせて、トリマーを滑らせていきます。
 
 
なんと、うまくいきました。
なので、この方法で穴を開けたいので、19mmのU字溝ビットを購入することにしました。
私は、このトリマーのセットを買っているのですが、こちらには20mmサイズのU字溝ビットが入っていませんでした。
 
 
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半球形タイプの挑戦2 軸径の違いに泣く

 
さて、U字溝ビットが届いて、先ほどの3カ所の穴をあけて(2/23の話)、いざ、U字溝ビットで穴をあけようとすると…。
ビットが入らない… _| ̄|○
 
 
なんと、6mm軸のトリマーに6.35mm軸のビットを買ってしまいました。
いろいろ探して6mm軸の20mmのU字溝ビットがなかなか無いことを知り、解決策を探ったところ…
コレットチャックを買えば良いことを知りました。なんか、調べたら、この間違いはよくあることのようでしたが…。
これはまた別の記事で。
結果的に、さらにもう1週間待つことになりました…。
 

半球形タイプの挑戦3 いよいよ本番、傾斜を変えると長さが変わる

さて、無事にコレットチャックも届いて、気を取り直して1週間後(3/1)に再度半球形タイプに挑戦です。
 
 
実際の動画がこちらです。結構きれいにできました。これでいけそうです。
 
 

 
先日の試作で45度の治具を使いましたが、これの角度を変えると、下の部分の長さが調整できることに気づきました。
 
 
いくつか治具を作り直して、いくつかの長さを作れるようにしました。
前回作った他の弓座と同じ木材に、半球形のタイプを長さをかえて彫りました。
 
 

 
 

弓座の張り比べ試用台ができました

タイプの違う弓座の試用台ができました
これで、タイプの違う形状で張り比べができるようになりました。
 
 
上に、角材をつけて、滑り止めシートで裏打ちします。

 
張り具合を試します。
本製作の前に、張り具合をすこし試してみたかったので、道場の範士の先生と弓道経験者の妻と娘に張ってもらいました。

 
もちろんどの形でも弓は張れるのですが、先生は半球形が良いとのことでした。
半球形のメリットは少々斜めでも張れるのが良さそうでした。
 
妻は、円柱斜めタイプが貼りやすいと言っていました。この試用台の半球形タイプが穴が浅くちょっと不安定かも、と指摘をうけたので、本番では掘り込みを2mm深くすることにしました。今回は深さ11mmでつくったので、13mmにすることにしました。
 
以前買った木材があって、イメージとしては、欅が半球形で、花梨を円柱斜めタイプを考えていましたが、試した感じでは、半球系の感触がよかったので、半球形で作りたいと思います。
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