同じデジカメを所有の方が審査に合格
ホーム道場で一緒に練習している方が、中央審査に合格されました。同じデジカメを所有されていて、HDMI出力をしたいとのことで、そのお祝いに、DSC-WX500をWEBカメラクレードルを作成してプレゼントしました。
前回の記事はこちら
まずは位置決定
木製でパインの25mm厚の木材を加工していきます。
同じ型の白があるのでコピーして、三脚の穴とMicroHDMIの位置を写し取ります。カーボン紙で位置を出します。
HDMI切り替えケーブルをカメラに刺して端子の形状も写し取ります。
1/4インチネジを切ります
カメラや三脚の規格の1/4インチネジを、必要な長さで切ります。ボルトでなくて30cmくらいのネジだけでも買えます。
ディスクグラインダーでカットします。ディスクグラインダーは弓ケース(【弓道】弓筒を作ってみた。CFRPで作る竹弓用のフライトケース、裏反りの変化に対応、短く収納できる工夫も。)を作るために買ったのですが、鉄工で使えるので便利です。
ナットも切ります
ディスクグラインダーがあるのはこういうのが便利ですね。20mmの高ナットを10mmと3mmに切り出します。
10mmは底面用で、3mmは蝶ナットを固定するためです。
中穴あけ
前回はこの中穴を手抜きでジグソーで切りましたが、汚くなったので、今回は贈答用なので面倒くさがらずに糸のこ盤を使います。
きれいに切れました。
前回この中穴がギリギリのサイズだったので、5mm上下に長くしています。
6mmでネジ穴あけ
ネジが通る部分を6mmのドリルで穴を開けます。
ルーターでHDMI切替ケーブル端子部を削る
ルーターで、端子の部分が入るところを削ります。
これも前回経験済みなので、だいたい感じがわかるので、どんどん削っていきます。
ばっちりです。
底面をカットします
使いやすい大きさにカットします。
直線カットは直角も出したいので、丸鋸が最適ですね。
直線カット用治具を使っています。
底面の高ナット固定の六角の穴
底面の高ナット用の穴ですが、前回はジグソーで穴を拡張しましたが、今回は丁寧に仕上げたいのでルーターで削りました。
サンダーかけ
ルーターのビットをサンダーに変えてサンダーかけをしました。
全体はデルタサンダーで仕上げています。
塗装前の完成
インチネジの穴が少し見えてしまっていますが、ここの加工は難しいのでこれで勘弁してもらいましょう。
塗装
アクリル絵の具で黒で塗装します。ご本人に色の希望を聞きました。
HDMI変換L型ケーブルを加工
例によって干渉するので、端子の一部を削ります。
前回の反省から、金属部分が出ないように削りましたが、ほんの少しだけ見えてしまいました。
なので、やっぱりBONDICでカバーします。
UVライトが強力な新しいのになりました。
蝶ナットの固定
ボルトを締めていくにあたり、蝶ナットがボルトに固定されていないといけません。
この時に、ダブルナットを使います。そのための3mmのナットです。
蝶ナットをペンチで、ナットをスパナでしっかりと締め上げます。
これで固定すると、蝶ナットを回すと、ボルト全体がまわり、カメラの固定が可能になります。
緩いと外れるのでしっかり締めておきます。
この時、カメラと木材がしっかりと圧がかかるくらいボルトが出るように調整します。調整できるのもメリットですね。
結果的には前回作よりボルトの長さがちょっと長かったです。使用には支障ありませんが。
底面のナットの固定
底面のナットはグルーガンで固定します。
ナットをまっすぐに固定したいので、わかるように長ネジを刺しています。
完成しました。
ということで3作目のクレードル作成ました。
慣れたので塗装以外は2,3時間でできました。
これが練習の役に立ってくれると嬉しいです。
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