弓の強さを量る機械を取り付けましたので、その紹介です。最後に動画もあります。
弓の強さを知る 本弭の弦を押さえて強さを量る
でも実際の弓のkg数を知りたくなります
サンワダイレクトの荷物はかり
ちなみに、No.1とあるのは、このスケールを2台持っているからです。
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自宅巻藁場で固定で弓の強さを量れるようにする スケールの固定
ホールドが安定しないので、スケールの目盛を見れる工夫
また、普通に鏡に映すと、逆に見えるので、1度鏡に映したものを、もう一度鏡に映して、下からは逆像にならない工夫を考えました。
長方形の2面の鏡があれば済んだんですが無かったのと、長方形の方の鏡は、特定の角度でのキープが難しかったので3面鏡の方のヒンジを利用することにしました。
次に固定なんですが、これもいろいろ考えました。
そこにダボ穴を開けています。
ダボマーカーを取り付けて、取り付けたいとことに押し当てます。
そうすると、穴があくので、そこを目印にダボ穴を開けます。木片の方にダボをボンドで固定し、壁側は少しスムーズに入るようにでも緩すぎないように削っています。
引き尺を量れる棒の作成
弦のひっかけ棒を作った時に買っていた180cmの丸棒がありましたので、それを110cmにカットして、作ることにしました。丸棒は規格が90cmが普通で、110cmが欲しいときは180cmを買うしかないのですが、もともとあったので良かったです。
丸棒にてっぺんに穴をあけて、筈が入るようにルーターで削って微調整します。そして、筈を取り付けます。
実際の測定
他の人に参考になるかわかりませんが、こんな方法で一人で強さを量っています。
(Youtubeへのリンク)
あまり引き尺で量るのはよくないので、普段は別の方法も
こちらも一定の引き尺で量れる棒を使って、スケールを手にもって引き絞ります。弓自体はめいっぱい引かれているわけでは無いので、短い矢尺で素引きを繰り返されているだけになるので、にべ弓でも安心です。
この方法は、頑張ってこの状態をキープすればホールドします。ただ、4,5秒キープが必要です。この方法はどこでも自分一人で量れるのは便利です。試合場でも量れます。
この写真のひき尺で20kgの弓で、12kgとか、というくらいの数値になります。この数値を記録しておいて、気温などによってどう変わるか記録しています。2シーズンほどこれをして、だいたい気温と弓力の関係はわかってきたので、昔ほど頻繁には量っていません。
にべ弓をを使う理由
変化が大きいにべ弓をそこまでして使いたいと思うか、というところですが、私は、やはり良い弓の引き味、離れの気持ち良さは特別だと思っています。真に良い射が引けたときだけ、良い弦音、矢飛びが出ると感じていて、まさに弓が先生だと思っています。なので、いろいろ難しくても使い続けています。
自宅巻藁場物語① 設計編
自宅巻藁場物語② DIY編
自宅巻藁場物語③ ついに完成
自宅巻藁場物語④ 巻藁台の扉編
自宅巻藁場物語⑤ 弓置き場の扉編
自宅巻藁場物語⑥ 巻藁に的の写真を貼り付ける
自宅巻藁場物語⑦ 弓座を取り付ける
自宅巻藁場物語⑧弓立て、弦かけ、弦ひっかけ棒
自宅巻藁場物語⑨ 弓の強さを量る機械の取り付け
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